<スケジュールに関するお知らせ>
〜はじめに・ご挨拶〜
皆さまはじめまして、フォトグラファーの"KAZ"こと磯田和宏です。
まずは、そもそも100展(ハンドレッド展)開催に至った経緯をご説明します。
COVID-19で仕事が無くなった時に、写真を撮る事を生業にしていた自分は
生きる糧・生き甲斐を失ってしまいました。
プロカメラマンではあるものの何者でもない自分が
今この時何をすべきなんだろう?
出した答えがSNSを通じて無料100人撮影をやってみる事でした。
撮影させていただける方が100人もいるのか
最初は何も分からないまま走り出しました。
1人1人とじっくりと向き合い現状維持に満足することなく
挑戦する姿をSNSを通じて見てもらっていたら
"撮影してもらいたいっ!!"
そんなご縁をあれよあれよという間に沢山頂き
約2年をかけて100人の写真を撮り終えることができました。
〜『100展』コンセプト〜
この個展のキーワードは「多様性」です。
2020年よりCOVID-19が世界を席巻し、人と自然、己と社会、家族や友人、繰り返される日常など、コミュニケーションとは何かを考えさせられました。
100人のモデルをファインダー越しに見ていると
まるでウイルスなんて存在しない世界のように感じ
その世界のなかに1人1人の多様な個性を表現したいと強く思いました。
今回の展示では、その世界をプリントしたものをただ眺めるのではなく、
参加して楽しんで欲しい、そして作品の一部になって欲しい。
その思いを込め、参加型インスタレーションの展示を行うことに決めました。
〜展示内容〜
写真データをポジフィルム*にして光を投影させる装置を100個用意し
来場者の方には会場でお配りするフライヤー(白い紙なら何でもOK)を持って頂いてそこに投影していただく仕掛けを準備しています。
"写る・写す"という写真行為そのものの疑似体験、撮影にまつわる音と100人のモデルをイメージした100の音色をミックスした音とが一つの空間で融合したインスタレーションを展開します。
*被写体の色と明るさが反転していないフィルムをポジフィルムと呼びます
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