<スケジュールに関するお知らせ>
「今だから、造形花」第7期卒業生24名
映画をはじめオペラや演劇、美術など、ジャンルを超えて活躍した芸術家であり、
いけばな草月流第3代家元である勅使河原宏は、
「いけばなは、植物を使った表現です。
植物を立体的に構成しそれによってその空間を変貌させるものです。
これこそが、いけばなの本質である」
と訴えました。
しかしながら、長い歴史の中で、新鮮な感覚より約束ごと、現代空間の多様性より型、人間より植物の故事来歴など、いつの間にか、固定化した観念となって、いけばなは受け継がれています。
花は美しいものですがアートではありません。
いけばなは立体造形です。草月いけばなでは、花をいけることを「造形(いけ)る」、「変化(いけ)る」ともあらわします。
「今だから、造形花」はその転倒した価値観を打破し、植物という天与の素材が、作者の創造力でさらに生き生きといかされ、空間、環境を新鮮なものに変えていく教室です。
その可能性をたっぷり秘めた卒業展をお楽しみ下さい。
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