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前の赤土を今日もこねながら見上げたのは低くたれこめた黒に近い空だ。
そういえば20世紀末、エクアドルで私が見たのは子供の頃見慣れた神奈川の空よりももっと底抜けに青い空だ。
これまで見上げた空には、ラテンアメリカの、韓国の、ベトナムの、
暗雲も、流れる雲も、そびえたつもくもく雲もあった。
ウシュマさんをこの酷い日本で亡くしたスリランカのお母さんのいる空はいったいどんな色だろう。
私はこの地上にあって、人の生と死、歓びと悲しみを噛みしめ、土くれの形におもいを込める。
この空の色の違いの向こうへと、また一歩豊かになった私の作品たち。ぜひ足を運んでご覧ください。
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