<閉館のお知らせ>
3331 Arts Chiyodaは、2023年3月15日をもちまして閉館いたしました。

<ちよだアートスクエア(旧3331 Arts Chiyoda)へのお問い合せ>
千代田区地域振興部文化振興課文化振興係
TEL:03-5211-3628
bunkashinkou@city.chiyoda.lg.jp

<合同会社コマンドAへのお問い合せ>
合同会社コマンドA
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閉館に伴うスケジュールと施設利用について
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アキバタマビ 21 第 96回展覧会「草を食む」

アキバタマビ 21 第 96回展覧会「草を食む」
日程
2022.4.10(日)~5.14(土)
時間
12:00-19:00
備考
金・土は20:00まで
休み
火曜日
料金
無料
会場
201/202: アキバタマビ21

<スケジュールに関するお知らせ>

アーティスト:木村瞳 酒井みのり 畠山美樹 湯口萌香
企画サポーター:大串絢美

【展覧会コンセプト】

図書館などで使われる用語に「ブラウジング」という言葉があります。
気の向くまま本の背表紙を眺めたり、目的を定めずに本を手に取って拾い読みしたり、偶然出会うような探索方法全般を指す言葉です。時間はかかりますが、意図しない出会いや思わぬ発見が期待できる行為です。
近年はインターネットの通販サイトや動画サイト、各種SNSといった色々なものがAI技術の発展によりその人の趣味嗜好にあったものを見極め勝手におすすめしてくれるという時代になりました。
ブラウジングとは違い、インターネットは最短の時間で自分の嗜好に合う情報を簡単に得ることができます。しかしその即時的な特性は消費行動をいやが上にも促し、本当に望んでいたものや探していたものが見え辛くなっているのではないでしょうか。選んでいるつもりでもそれは本当に自分の意思で選んでいるのでしょうか。

この展覧会では、普段私たちがくり返し行っている「選択」という行為に改めて向き合うことを試みます。
たとえ無意識であったとしても「選択」には何かしらの裏付けがあるでしょう。すべての行動の理由について改めて考え直すことは、隠された欲望を暴くようで不安を覚えるかもしれません。しかし、あえて向き合うことでこれまでにはなかった新しい視点を得ることはできないでしょうか。
「草を食む」というタイトルはブラウジングの語源であり、家畜を放牧させ若葉や新芽を自由に食べさせるという意味で使われている言葉に由来します。草を食むことは栄養を取り入れて自分自身を作り上げてゆくことです。どの草を選ぶのか、よく考えて選ぶ、いつも通り選ぶ、なんとなく選ぶ、無意識に選ぶ、様々な選択の仕方があります。
この展覧会では、それぞれの作家が「選択」をテーマに作品を提示します。そして鑑賞者にも作品を介して「選択」について見直すきっかけとなれば幸いです。


【出品者 略歴】

◯木村 瞳 Hitomi Kimura
1987年埼玉県生まれ。2011年日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻修了、2012年イメージフォーラム映像研究所で映像を学ぶ。映像、ドローイング作品を中心に制作し、自身の体験から得た身体感覚や、そこに内包される見えない意識や感情を表出させることを試みる。近年は人の不安や安らぎに関心を持つ。主な個展に「ある景色」(ASK?P、東京、2021)、「ムーンライト、ムーンライト」(ASK?P、東京、2020)
https://kimuhi.wixsite.com/hitomi-kimura

◯酒井 みのり Minori Sakai
1988年埼玉県生まれ。2013年日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻修了。生活を大切にしたいという思いから生活をテーマとし日記を書くように制作をしている。絵画を中心に制作し、少ない要素で絵画を成立させることを試みている。近年は芸術祭で展示空間から着想を得たインスタレーションも行う。主な個展に「色々に押し包まれた心身」(藍画廊、東京、2021)、「つらつらとしない毎日のこと」(藍画廊、東京、2020)
https://ja-jp.facebook.com/people/%E9%85%92%E4%BA%95-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/100002220271062/
https://www.instagram.com/sakai__minori/

◯畠山 美樹 Miki Hatakeyama
1986年秋田県生まれ、千葉県在住。2010年東北芸術工科大学美術科洋画コース卒業、2013年筑波大学大学院人間総合科学研究科芸術専攻修了。写真、版画、電子音楽などの作品制作、webやグラフィックのデザインなど、表現を軸としてボーダレスに活動。千葉県松戸市内のシェアアトリエ「せんぱく工舎」に所属。
https://mkhatakeyama.com

◯湯口 萌香 Moeka Yuguchi
1987年東京都生まれ。2014年多摩美術大学大学院美術研究科工芸専攻修了。陶磁器を主素材に"かわいい"とその周辺の現象を引用した抽象的な立体物を制作する。主な個展に「アフターなんとか」(ギャラリー檜、東京、2021)、「ソフトカバー」(藍画廊、東京、2019)「曖昧な連続」(藍画廊、東京、2018)
http://www.moekayuguchi.com


【展覧会詳細】

「草を食む」
会期:2022年4月10日(日)〜5月14日(土)
開場時間:12:00~19:00(金・土は20:00まで)
休場日:火曜
入場料:無料


【関連イベント】

● トークイベント 4月 16日(土)15:00~16:30
足利市立美術館学芸員の篠原誠司(しのはら・せいじ)さんをお迎えして、今展覧会のコンセプトや各作家の作品
の解説等について対話形式で掘り下げます。

● その他、鑑賞者参加イベント予定

当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。

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