＜スケジュールに関するお知らせ＞
Nii Fine Arts Tokyoでは2022年4月2日（土）から4月17日（日）まで、Nii Fine Arts開廊10周年記念展の第一弾として、弊廊取扱作家の浅野真一、稲田早紀、笠井遥、光嶋裕介、渡部裕二の5名によるグループ展「Works on Paper 2022」を開催いたします。関東圏未発表の「紙」作品を中心に約三十数点を展示。それぞれ独自の表現方法で描く五人の作品をどうぞご高覧ください。
浅野真一 ASANO Shinichi
1982年 兵庫県生まれ。2005年 京都造形芸術大学洋画コース卒業、2007年 広島市立大学大学院油絵専攻修了
2013年 第30回記念FUKUIサムホール美術展/福井新聞社賞、 第三回リアリズム大賞展/シード賞、第一回ホキ美術館大賞展出品。2017年 Kyoto Art for Tomorrow－京都府新鋭選抜展出品。
身近なものをモチーフに光の表現を追求する。
京都・大阪を中心に個展・グループ展多数。
稲田早紀 INADA Saki
1988年大阪府生まれ。2011年に京都市立芸術大学を卒業。同年、「三菱商事アートゲートプログラム」入選。2013年 ART RAINBOW PROJECTに参加し、ドイツ・ロストックで滞在制作をする。近年は、土や根といったモチーフにより焦点が当てられており、草花の命の根源へより深く掘り下げようとする意識の変化がうかがえる。草花への造形的な好奇心と古来より日本人に受け継がれてきた自然への崇拝や感謝の念、祈りが混じり合うような、独自の世界観で見るものを引き付ける。
大阪・東京を中心に個展・グループ展多数。
笠井遥 KASAI Haruka
1987年富山県生まれ。2013年京都造形芸術大学卒業・修了制作展 瓜生山賞受賞。15年 京都造形芸術大学大学院 ペインティング領域 修了。13年 シェル美術賞 入選、14年 第6回トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展 入選、15年 現代芸術振興財団アートアワード 第2回CAF賞入選、17年 京都府新鋭選抜展日本経済新聞京都支社賞受賞など、さまざまな公募展で入選・受賞し今後の活躍が期待されている若手作家の一人。「いのち」に寄り添いながら、繋いでいくものたちをテーマに、日本画の画材をベースに混合技法を用いて独自の表現を追求している。
東京・大阪を中心に個展・グループ展多数。
光嶋裕介 KOSHIMA Yusuke
1979 年米国ニュージャージー州生まれ。2004 年 早稲田大学大学院修士課程建築学を卒業、ベルリンで設計事務所に勤務後、08 年 光嶋裕介建築設計事務所を設立。2011 年に処女作となる内田 樹氏（思想家、武道家）の自宅兼合気道道場「凱風館」を設計し、SD Review 2011 に入選するなど数々のメディアから注目を集めている若手建築家。
2015 年に開催されたASIAN KUNG-FU GENERATION「Wonder Future」ツアーの舞台設計、2022年にKAATで開催された「Co.山田うん ストラヴィンスキー・プログラム」の空間美術を担当するなど多方面で活躍を見せている。
2021年度から神戸大学特命准教授として「光嶋裕介研究室」を主宰し、後進の育成に努める。
渡部裕二 WATABE Yuji
1974年 三重県生まれ。1997年 名古屋芸術大卒。2001年 現代美術センターOCA北九州修了後、同レジデンスプログラムに参加。2004年「カフェ・イン・水戸」(水戸芸術館)に参加、2005年AIR Antwerpen（ベルギー）での滞在制作を経て、現在は国内のみならず、海外でも精力的に活動している。森や星、女性などを緻密にドローイングし「想い出」や「記憶」のヴィジュアル化をテーマにした作品は海外でも評価が高く、デンマークでは画集も刊行される。2010年 VOCA展に選出。2014年三重県立美術館「カミノ／クマノ ―聖なる場所へ」展出品。
「Works on Paper 2022」 開催概要
出品作家：浅野真一、稲田早紀、笠井遥、光嶋裕介、渡部裕二
● 会期 2022年4月2日（金）～4月17日（日）金・土・日曜開廊
12:00～19:00（最終日~17:00）
● 会場 Nii Fine Arts Tokyo
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
3331 Arts Chiyoda 207
東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
添付画像作品：光嶋裕介 「めくれる大地」 箔・インク、紙 2021年 24.5x33.5cm
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