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福田周平 変化/不変=普遍

福田周平 変化/不変=普遍
日程
2021/1/20(水)〜24(日)
時間
11:00-19:00
休み
なし
料金
無料
会場
B104

 このたび、アーツ千代田3331の地下展示場B104に於きまして「福田 周平 変化/不変=普遍」を開催する運びとなりました。
福田 周平は、日本画領域で描写素材である銀箔を中心に、朱、墨、和紙などの素材の経年変化を積極的に容認することで、絵画の表層の劇的な色彩変化と、概念の不変のイメージを解き放ち、集束した支持体と表層に司られた「絵画」を超えた、"特殊な物性"の展開を目論む新進気鋭のアーティストです。
福田は、2015年にスコットランド・エディンバラとスイス・バーゼルにおいて若干18歳で海外デビューを果たし、その一見未完にも思える銀色の小さな断片は、最少の行為によって最大の視覚的なインパクトを定めようとする提示作品から、"日本のストイシズムの表象"との評価を受けました。何を表現するかがコンテンポラリーの行方を占う指針とされ、疑う余地のない時流の中で、福田の制作方法は独特な思考に導かれています。"どのように描くか"という原初的な方法によるそれらの作品群は、銀箔と硫黄やメディカル溶剤によってアクションが残されながら、作品の反復という空間概念を、2次元から3次元へと導き、インスタレーションへと展開しています。近年の福田の制作態度は、彼自身が新たな表現の扉の前に立とうとしているかのようです。「第21回グレッヘン トリエンナーレ」(スイス)の買上げ賞受賞や、2019年のインゼル ホンブロイヒ (ドイツ)のアーティスト・イン・レジデンスと展覧会、プラハのKvalitářギャラリー(チェコ)での展覧会などで高い評価を受けながら、一方では、東京藝術大学管轄施設において、自らが企画する海外アーティストの展覧会を企画開催する活動も同時進行させています。この活動[A03]プロジェクト(注1・2・3)は、福田が設計制作した鋼鉄製の小さなブース形の"彫刻であり、また"展覧会のギャラリー"としても機能するように考えられた、ユニークな試みでもあります。美術を司る難解な垣根を「作品・空間」から「人」のまでのコミュニティーとして機能させることで、美術の日常的鑑賞方法の提案を実践しています。
今回の展覧会では、これら一連の平面作品から、空間全体を使うことで、素材の物性の素性や変質について作品提示しながら、合わせてインスタレーションの考察と視覚伝達の普遍的な提起を試みます。
尚、この展覧会の作品コンセプトは、今後ハンガリーで開催が予定されている「アーティストインレジデンスブダペスト2021」やオーストリア・アイゼンシュタットのエステルハージ宮殿での「モノクローム二人展」(サボ・デジュ+福田 周平)、及び ニュージーランドのウェリントンのWhitecliffe College of Art & Designに併設されているコンクリートギャラリー等でも新しい作品形式に則って展示展開される予定です。
東京ではじめて提示なされる「福田 周平 変化/不変=普遍」の展覧会に、皆様お誘い合わせの上ご高覧いただきますようご案内申し上げます。
尚、「新型コロナウィルス感染症」対策として、マスクの着用をお願い申し上げます。

注1)
[A03]は、彫刻であること。外側から求心的に視覚が投げかけられる閉じられたマッスである彫刻と異なり[A03]は異なった素材とのコンバインによって彫刻の外表面と彫刻の内表面を同時に観ることができる稀有なポジションを獲得している。(ドナルド ジャッドの「特殊な物体」が絵 画でも彫刻でもない固有のものと同じように)
注2)
[A03]は美術を展示する空間であること。この鉄の箱は、テンポラリーで何時でも、何処にも容易に可動できる展示室である。この[A03]のためだけに作品と空間が機能するように考えられる事が重要。
注3)
[A03] は変化すること。素材が鉄であること=黒皮が付いた青黒い鉄板から屋外の気候によって錆びていきながら刻々と変化する素材の変化の積極的な容認とその魅力を積極的に取り入れたユニークは彫刻であり展示室である。

当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。

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