<閉館のお知らせ>
3331 Arts Chiyodaは、2023年3月15日をもちまして閉館いたしました。

<ちよだアートスクエア(旧3331 Arts Chiyoda)へのお問い合せ>
千代田区地域振興部文化振興課文化振興係
TEL:03-5211-3628
bunkashinkou@city.chiyoda.lg.jp

<合同会社コマンドAへのお問い合せ>
合同会社コマンドA
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-12-5 長谷川ビル2F
TEL:03-6803-2441
FAX:03-6803-2442
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閉館に伴うスケジュールと施設利用について
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ポコラート全国公募vol.5受賞者展

ポコラート全国公募vol.5受賞者展
日程
2016年01月07日(木)~2016年01月20日(水)
時間
12:00-19:00
休み
会期中無休
料金
無料
会場
1F メインギャラリーB

<スケジュールに関するお知らせ>

心の淵にある、かけがえのないもの。

「ポコラート全国公募 受賞者展vol.5」では、2015年夏に開催された「ポコラート全国公募展 vol.5」で選出された受賞者6名の作品を展示します。入選作品203点の中から審査員や来場者により受賞作品6点が選ばれました。選者それぞれが選んだ作品たちは、制作の動機や背景のみならず、素材、手法、主題など全てが異なります。ポコラートでの受賞をきっかけに隣り合うこれらの作品を見る貴重な機会、ぜひお見逃しなく。
主催: 千代田区、アーツ千代田 3331
企画・制作:アーツ千代田 3331
特別協賛:中外製薬株式会社
協賛:三菱地所株式会社

【千代田区長賞】 

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原谷喜多子/Kitako HARATANI 「時を超えてー志欲静」  
大正9年6月5日生まれの95歳。筆を執ると年齢を感じさせない力強い字を書く。2000年に脳梗塞、2013年には心筋梗塞を患うがそこから蘇った奇跡の人です。いつも周りに元気を与えている。
<審査員コメント>石川雅己(千代田区長)
この2枚の間には、実に82年の歳月が流れている。82年前の書も、作者同様に昭和、平成と激動の時代を生き抜いた。私たちの目前にこうして提示されていることが奇跡的に感じられる。時代の異なる「志、静ならんと欲す」という言葉。時を超えて見るものの心に訴えかけてくる。

【オーディエンス賞】 

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LUMMY 「美しい夢」
茨城県生まれ
2002年抑うつ病、適応障害を発病(現在は寛解)
2005年闘病の中で消費されていく薬の殻を使用したコラージュ作品を制作
2009年LUMMYとしての展示活動を始める
<コメント:ポコラート全国公募事務局>
絵画のような細工物のような作品は、「美しい夢」と名付けられている。その「夢」とは、目を閉じた仏さまが見ている夢なのか、はたまた、私達自身が夢に見る仏さまの顔なのか。一度見ると忘れられない存在感を発揮し、多くの来場者から支持された。

【木幡和枝賞】 

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小森 明/Akira KOMORI 「バラバラのスケッチブック」
74歳バリバリ元気。趣味は相撲観戦、結婚式のパンフレット収集、年賀状書いたり、集めたり、見せたり。創作活動は日常の動作の一つで、何かがあると「書かなきゃね」と誰にも解読できない「文字」を書いている。
<審査員コメント>木幡和枝(アート・プロデューサー、東京藝術大学名誉教授)
今回、長年にわたり白紙にイメージを書き付け続けてきた作家に惹かれた。こころを身体が媒介して物質化する。共有世界に投げ出す。果たしてその意図があったかどうかは別として、私はそう断言した。

【畠山直哉賞】 

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杉浦篤/Atsushi SUGIURA 「無題」
1970年、埼玉県さいたま市生まれ。みぬま福祉会が運営する入所施設にて生活している。自分の部屋で大好きな家族や仲間たちが写っている写真を20年間繰り返し触り見続けることで、丸く角が取れたりして形が変わってしまったもの。杉浦さんにとって大切な日常の行為なのである。
<審査員コメント>畠山直哉 (写真家)
杉浦篤さんは、自分の大切にしている沢山の写真を20年間、毎日箱から取り出して真剣に眺めては、またしまう、ということを繰り返している。撮影することだけが写真表現なのではない、ということを、彼の「作品」から、私たちは学ばなければならない。

【中村政人賞】 

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苔百虫ちろ/Chiro KOKEMOMOMUSHI 「勇敢な子供たち」 
1981年秋田県秋田市生まれ。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。秋田県在住。個人的エピソードに基づき、伯母や従姉など母系の女性血族をモチーフに、女性性・母性を主題とした制作を行う。
<審査員コメント>中村政人(アーティスト、東京藝術大学教授、アーツ千代田 3331 統括ディレクター)
元気で明るい子供を求めれる社会にたいして未熟なままの心ではいけないのであろうか?
作品は、この社会に生まれ成長することへの不安や戸惑い、時代のスピードについて行く必要のない純粋な心と体の形を感じる。

【保坂健二朗賞】 

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斎藤タツエ/Tatsue SAITO 「こっちから」 
1941年生まれ、東京都出身。社会福祉法人みずき福祉会八王子平和の家所属。アートとダンスを楽しむ時間、アーティストの風姫さんやメンバー達とのんびりゆったり描き続けている。
<審査員コメント>保坂健二朗(東京国立近代美術館主任研究員)
色数を限定しながら、全てのモティーフが弱々しいとも力強いともつかない線で描かれているのが魅力的である。いわゆるマット装も秀逸。もし、マット装が第三者によるものだとしても、生まれてきた作品をきちんと飾りたいと願う意志が強く感じられる

【ポコラート全国公募展 vol.5受賞者によるアーティストトークを開催!!】
Vol.5の受賞者 6名やその支援者が受賞作品についてのエピソードを紹介し、スタッフのコメントを交えながら会場内をまわります。
対象:障害の有無に関わらない、全ての人
日時: 2016年1月10日(○)14:00〜
会場:ギャラリーB
参加費無料
申し込み先→pocorart@3331.jp ※メール環境のない方は、お電話にて受付いたします。
必要事項→①お名前(ふりがな)②ご年齢 ③当日連絡がとれる後連絡先(携帯電話など)④障がいの有無と介助状態(介助者同伴など)⑤その他、当日配慮することや必要な介助などがございましたらお知らせください。
※介助者同伴の場合、介助者の必要事項についてもご連絡ください。

【お問い合わせ】
ポコラート全国公募事務局
アーツ千代田3331内(担当:嘉納、清水、宍戸)
電話番号:03-6803-2441
メールアドレス:pocorart@3331.jp

当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。

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