「杜舞台」 東京展

アーティスト：たほりつこ、柴田悠基、西原尚、望月ゆうさく、中村浩司、前田高輔+尾関美紀、北田千尋

阿波「とくしま」には、今も百に及ぶ人形浄瑠璃の農村舞台が山間集落の神社境内に残っています。江戸時代から明治にかけて人形浄瑠璃が奉納されたのです。清流と深い緑に抱かれ、地域に守られた舞台は、自然への畏怖と感謝に満ちた表現の場であり、古今東西に通じる佇まいを持つ文化遺産と言えます。

昨年より、那賀町の農村舞台と周囲の環境を含めたアート展示を開催し、古色をまとう舞台にも光をあて、現代の芸術表現としての「杜舞台」をめざしてきました。このたび、皆様方のご支援、ご協力により、東京で初めて「杜舞台」活動の一端をお披露目する運びとなりました。
是非この機会に、「杜舞台」の新たな芸術表現をご覧ください。