<スケジュールに関するお知らせ>
「ポコラート全国公募展 vol.3 受賞者展」は、2012年12月に開催した「ポコラート全国公募展 vol.3」の受賞者による連続グループ展です。2回目となる本展は、谷本光隆さん(中村政人賞)と、ラックスミ・ダス・マガイヤさん(ロジャー・マクドナルド賞)の2人展を開催します。2人の詩と物語の作品世界をご高覧ください。
谷本光隆(Mitsutaka TANIMOTO)
『王の旅路』(ポコラート全国公募展 vol.3 中村政人賞受賞作品) コラージュ、水彩、アクリル絵具、紙、2160mm×10780mm
【Profile】
1974年生まれ、大阪府出身。グループ展Wings for Words(アメリカ)、第12回エイブル・アート・アワード グランプリ受賞、その他、個展・グループ展多数。2011年から王様と道化のシリーズに取り組んでいる。
【中村政人賞 審査員コメント】
中村政人(アーティスト、東京藝術大学准教授、アーツ千代田 3331統括ディレクター)
全長10mの本作は、部分から全体をイメージして構成している。それは、星空を眺め宇宙を想うように果てしなく沸き立つイメージ力と、時間を止めたかのような豊かな描写力に支えられている。まだ始まったばかりの王様と道化の旅は、次の大きな画面の予告なのだろうか?
ラックスミ・ダス・マガイヤ(Laxmi Das Maghaiya)
『水の音』(ポコラート全国公募展 vol.3 ロジャー・マクドナルド賞受賞作品) アクリル絵具、紙、705mm×560mm
【Profile】
1982年生まれ、カトマンズ出身。専門的な絵の勉強はしていないが、時間があれば自分で描いていた。受賞作品は、目を閉じて聞こえた音、コップの水の中に物を落とす音を絵に表したものである。
【ロジャー・マクドナルド賞 審査員コメント】
ロジャー・マクドナルド(インディペンデント・キュレーター、NPO法人AIT 副ディレクター)
私はこの作品の前に長く立ち止まった。水という止まっていないものの音を描くこと、音と絵画、別の次元のものを会話させること、多くの芸術家たちも挑戦してきた。この絵画と人間の関係は、とても大事だと思う。
作家関連サイトはこちら
TSDCBD.ORG http://www.tsdcbd.org/
ラックスミ・ダス・マガイヤ http://laxmiexhibition.web.fc2.com/
受賞者によるアーティストトーク
日時:2013年6月23日(日)14:00~
会場:3331ギャラリー
ラックスミ・ダス・マガイヤと梅原千晴企画のアーティストトーク
日時:2013年6月30日(日) 14:00〜
会場:3331ギャラリー
【お問い合わせ】
ポコラート全国公募事務局
アーツ千代田 3331内(担当:武田、近田、宍戸)
電話:03-6803-2441
メール:pocorart@3331.jp
【次回開催】
ポコラート全国公募展 vol.3 受賞者展
「金崎将司×伏木庸平」
2013年9月20日(金)〜10月6日(日)
当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。