<閉館のお知らせ>
3331 Arts Chiyodaは、2023年3月15日をもちまして閉館いたしました。

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閉館に伴うスケジュールと施設利用について
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坂野充学 個展 VISIBLE BREATH

坂野充学 個展 VISIBLE BREATH
日程
2012年10月14日(日)~2012年11月04日(日)
時間
12:00-19:00
休み
火曜日
料金
無料
会場
1F メインギャラリーB

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坂野充学は、ロンドンでファインアートを学んだ後に帰国、3331 Arts Chiyodaの運営に携わりながら、作家活動を続けてきた。2008年より、伝承をテーマにしたプロジェクトに取り組んできた坂野は、やがて自身が生まれ育った石川県白山市鶴来(旧鶴来町)へとたどり着く。地元の蔵を改修したスタジオを構え、鶴来内外の協力者を募りプロジェクトチームを形成し、実に4年がかりで完成させたのが本作「VISIBLE BREATH」である。

生活に溶け込んだ地元の祭りや風習、文化。当然のように受け入れ、自身の体に染み込んだそれらは、一体どこからきたものなのだろうか。こうした疑問から時代を遡り、同地での文化形成の記憶を紐解いていくなかで、地元の民俗学研究者・村西博二※との出会いが制作活動に大きな影響を与えた。地元の民俗学"研究者"である村西が語る物語は、鶴来という地域を超えて 日本の神話、渡来人のルーツなど数千年の歴史に及ぶスケールを持つ魅力的な"フィクション"だった。

本作では、村西の語りや伝承、坂野自身のフィールドワークをもとに、古代から現代まで5つの異なる時間軸でそれぞれの物語が展開される。渡来してきた者たち、製鉄文化の伝播、神秘的な自然の変化など、5つのスクリーンに映し出される物語は「現代/未来に照応され、ときに呼応しながら進んでいく。豊かな自然に育まれ、また白山信仰のもと海と山を繋ぐ交易の街として栄えてきた鶴来。習わしや文化は受け継がれ、変容し、時を超えていく。その"息づかい"を感じ、営みの軌跡をたどることで、土地、人、時が 交わり、重なり合う。それらが織りなす多層的な世界から聞こえてくる息づかいに、私たちは何を想像し、どのような物語を語り継いでいくのだろうか。

※村西博二[むらにし・はくじ]
石川県白山市鶴来在住の民俗学研究者。大陸文化の色濃い古代能登、一時代を画した白山信仰、郷土の古代を中心に研究を行う。また、地域の歴史・文化・自然・伝統・民俗・産業などを紹介し、 精神的・経済的活性化を図る活動を行っている。

主催:3331 Arts Chiyoda/協賛:エプソン販売株式会社、東リ株式会社/特別機材協力:GENELEC(オタリテック株式会社)
キャスト:秋本泰英、蜂谷晏海、三坂知絵子、村西博二、川合藤丸
協力:キヤノンマーケティングジャパン株式会社


【プロフィール】
坂野充学[さかの・みつのり]
1977年、石川県生まれ。アーティスト、映像ディレクター。イーストロンドン大学ファインアート科卒業。3331 Arts Chiyodaの共同設立に参加。現在はコミュニケーションディレクターとして同館の企画・運営に携わる。近年は、特定の場所で地域住民と 共同制作をし、そのプロセスを通してできた関係性や出来事を、映像やインスタレーションといった表現媒体に構築するプロジェ クトを行っている。主な個展に2007年「BEEP DEEP BEEP」(プロジェクトスペースKANDADA/東京)、主なグループ展に2009年「A Starting Point: Intrude Art & Life 366」(上海証大現代美術館/上海)、2010年「Spontaneous Order」(Takuro Someya Contemporary Art、東京)など。


【オープニングトーク】
■日時=10月14日(日)16:00-17:30
■ゲスト= 鷲田めるろ(金沢21世紀美術館キュレーター)
■参加費=1,000円(1ドリンク付)
■場所=3331 Arts Chiyoda 1階 コミュニティスペース
■お申し込み=右記URLよりお申し込みください。http://artsfield.jp/lecture/000270.html


ゲストに鷲田めるろ氏を迎え、坂野充学によるオープニングトークを行ないます。 鶴来のアートプロジェクトや伝統芸能の伝承と変化、また本作品に至るプロセスなどを 中心に対談し、映像の可能性について考察します。

【オープニングパーティ】
オープニングトーク終了後、作家を囲んでささやかなパーティを行ないます。

当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。

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