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blue construction 野又穫展 佐賀町アーカイブ COLLECTION plus,3

blue construction 野又穫展 佐賀町アーカイブ COLLECTION plus,3
日程:2012年01月19日(木)~2012年04月29日(日)
備考:初日1月19日(木)12:00-20:00(作家在廊)
時間:12:00-19:00(木・金・土・日・祝日)
休み:月~水(祝日は開廊)
料金:100円~(佐賀町アーカイブの運営に対するドネーションとして)
会場:B110:sagacho archives

ご好評につき4月29日(日)まで会期延長になりました。3月29日(木)より一部展示替えいたします。

「過去の作品を現在の時空に引き寄せる新鮮な試み」「作品のタイムレスな魅力を実感」などと好評を得ている「佐賀町COLLECTION plus」シリーズ。日本初のオルタナティブ・スペースであった佐賀町エキジビット・スペース(1983-2000)の活動とコレクションを点検しつつ、新しい要素を加えて、日本の美術の現代史を綴っています。その第三弾に野又穫さんを迎えます。

「建築を絵画の中で完成させたい」との思いで、生まれ育った町の煙突や給水塔、工場などの記憶を発想の源として、どこにもない「もうひとつの世界」を創造してきた野又さん。1986年、佐賀町エキジビット・スペースで行われた初個展「STILL―静かな庭園」では、描きためた42点のカンヴァスを宙吊りに展示。絵画の枠を超えて、過去や現在という時間のない、どこか懐かしい気配を空間全体に漂わせました。近年では、人工湖や発光するタワーなどをモチーフに、文明の行く末への期待と危機感の入り混じる、壮大なランドスケープへと向かっていました。

さらに昨年からは人間の欲望そのものをかたちとして取り入れた建造物を描こうと模索していたところ、2011年3月11日の震災が起きました。自らのアトリエに被害はなかったものの、しばらく何も手に付かない中、再び筆をとったときには、もう一度柱など建物を構成する部分の形から描き始め、それらをつなぐように筆を進めるしかなかったと言います。

展覧会名を「blue construction」と名付け、そのような憂いに浸りつつ、再起して生まれた新作絵画15点やスケッチなどを、佐賀町エキジビット・スペースで展示した当時の絵画作品1点とともに展示します。変わってしまった世界を自らのやりかたで確かめながら、再び希望を見出していこうとする足取りが感じられることでしょう。会期中には3月11日を迎えます。絵画と対話する時間を求めて、足をお運びいただければ幸いです。


◎関連イベント:野又穫トーク「ブルーをめぐる音楽と絵の話」
自身の絵画制作と音楽との関係を語ります。
日 時:2012年2月4日(土)19:00 - 20:30(18:30受付開始)
料 金:800円(1ドリンク付)
場 所:3331 Arts Chiyoda B1F AFTオープンスペース
定 員:30名(要予約)
お申し込み:2011年12月17日(土)より受付開始
ウェブサイト http://www.sagacho.jp 内の申込フォームから


■作家プロフィール

[のまた・みのる]
1955年、東京生まれ。1979年、東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。1986年、佐賀町エキジビット・スペースで初個展「STILL―静かな庭園」を開催。同スペースでは、1988年にも個展「ARCADIA―永遠の風景―」を行った。主な個展に、 「カンヴァスに立つ建築―Architecture on Canvas―」(2004年、東京オペラシティ アートギャラリー)、「もうひとつの場所―野又 穫のランドスケープ/ALTERNATIVE SIGHTS」(2010年、群馬県立近代美術館)。また、朝日新聞朝刊連載「ザ・コラム」挿画、伊坂幸太郎著『モダン・タイムス』表紙画なども手がけている。

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