<スケジュールに関するお知らせ>
アーティスト:
[アジア]
1W.クリスチアワン(インドネシア、バンドゥン、男、全日程)
2コン・チャンナ(カンボジア、プノンペン、男、全日程)
3ファラ・ムーン(バングラデシュ、ダッカ、女、全日程)
4ニシャ・ナイール(インド、ムンバイ、女、全日程)
5養育君イェ・ユージュン(台湾、台北、女、全日程)
6コッラー(ミャンマー、ヤンゴン、男、全日程)
7チトゥー(マレーシア、クアラルンプール、男、全日程)
[日本]
1霜田誠二(全カ所)、2黒田オサム(全カ所)、3大池公二(全カ所)、4 福長恵美(全カ所)、5倉田めば(東京)、6寺尾晴美(東京)、7北山聖子 (東京)、8御須玲央奈(東京)、9田中良典(東京)、10伊藤彩(東京)
今年の事は、忘れない!2011
アジアの知恵と勇気と実践を学ぶ/アジア現代アートの最先端を知る。
今年の1月から2月にかけてニパフはインドとバングラデシュの3都市を巡 り、両国ともに初めての大規模の現代パフォーマンス・アートのイベントを開 催した。一昨年末から両国に行き始めてトークやワークショップをやり、やっ と実現した企画だった。日本から10名、韓国から1名を連れて合計11名のアー ティスト達が、ハードな日程の中を現地の主に多くの若いアーティスト達と充 実した交流ができた。
その興奮も覚めやらない3月11日にあの大地震が起きた。ちょうどそのビデ オの編集をしている時だった。それから日本の風景は大きく変わった。5月か ら6月にかけて東京・大阪・長野で「第18回ニパフ」を半ば強引に開催して、 まだ内心は半信半疑だった。ニパフはまだ活動を続けるべきなのか。ただイン ドとバングラに一緒に行った美大生がだいぶ経ってから「あのツアーの体験が あったからあの大地震の衝撃から回復できたと思う」というメールをくれて、 それを忘れてはいけないと思った。彼はパスポートをとって初めての海外体験 だった。
それでも個人的にはまだ立ち直れない部分があったのだが、8月から9月に かけて3週間ベラルーシ、セルビア、ルーマニア、スイスのフェスティバルを 巡演しているうちに何かはっきりと分かって来た。そして10月にミャンマー、 カンボジア、インドネシアへのツアーを企画し、日本から5名、インドから1 名、ベトナムから2名(部分参加)が3カ国を回った。日本から同行した2名 の美大生は、また初めての海外体験だった。そして旅を続けるうちに日ごとに 彼女達の顔が輝いていった。それは日本でこのニパフを開催するといつも見る 事のできる、海外アーティスト達の顔だった。旅の一瞬一瞬が、旅人に新たな 知恵と力を与えてくれる。旅を続ける事が義務のようにあるのが、この表現 だ。大変だけれど、だから面白い。
皆さんのお越しをお待ちしています。よろしくお願いします。
ニパフ実行委員会
代表/霜田誠二
<お問い合わせ・ご予約>
E-MAIL; nipaf@avis.ne.jp または 090-1652-9127 http://nipaf.2bx.bz/
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