<スケジュールに関するお知らせ>
アーティスト:プライヤス・アビナブ(インド)
都会では標識、所番地、地図など様々なシンボルを通して空間を指図します。しかし、特に言語や文化が違う場合、よく人知に頼ることが必要です。都市空間の表示より因習や習慣に頼ることが多いでしょうか。20世紀から都市空間が人間の自然生息地となり、様々な戦略を通してこのコンクリート原生地域をナビゲートすることになりました。このワークショップでは新たな戦略を利用し、新たな語彙を通して秋葉原の街を探究していきます。
都市空間の記号を分析しながら、より感覚的にこの空間を体験し、個人的、共通的、一時的、公共的、様々なレベルで秋葉原のリアリティとフィクションに浸透してみます。このワークショップでは交通標識・生態学・ストーリーテリングという三つのテーマを中心として秋葉原を新たな目で見ようとします。
「パブリック・ポリシー」ディスロケイト11
http://www.dis-locate.net/publicpolicy/
ディスロケイトは9月から「3331 Open Residence」を利用して、「パブリック・ポリシー」という滞在制作プログラムを開催します。インド・ミャンマー・マレーシアの参加アーティストはパブリックスペースの在り方を問いかけながら参加型パフォーマンス、ワークショップ、展覧会を開催します。
今回のテーマは公共(パブリック)です。私たちは毎日公園、広場、駅、街、様々な公共空間/パブリックスペースを大勢の人たちと共有し、行き来しますが、私たちはこのパブリックスペースに対してどのような意識を持っているのでしょうか。またどのように理解し、どのように利用しているのでしょうか。パブリックスペースのパブリックは人のことなのか、当局のことなのでしょうか。規則と条件によって構成されているのか、それとも自由と表現で構成されているのでしょうか。パブリックスペースに対しての私たちのポリシーとは何でしょうか。
ディスロケイトは地域(ローカリティ)におけるアートとテクノロジーの可能性を探索する毎年開催されているプロジェクトです。今年はミャンマー、インド、日本のアーティストが協力し合いながら、パブリックスペースを創造的な観点から考察して行きます。ミャンマーにおけるよく知られている制約、日本の一見秩序ある法規、インドの色彩とカオス。それぞれの国のパブリックスペースの状況・概念は異なります。しかし、こうした定義はパブリックの均質性を前提としていますが、実際にこのような単一体は存在せず、多数のパブリック、多様な状況があるのが現実です。本プロジェクトではアートの力で、私たちのパブリックスペースへの想像力の拡張と、パブリックスペースの多様な可能性を反映させて行きます。
お問い合わせ
info@dis-locate.net
070-6519-7453
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