<閉館のお知らせ>
3331 Arts Chiyodaは、2023年3月15日をもちまして閉館いたしました。

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千代田区地域振興部文化振興課文化振興係
TEL:03-5211-3628
bunkashinkou@city.chiyoda.lg.jp

<合同会社コマンドAへのお問い合せ>
合同会社コマンドA
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-12-5 長谷川ビル2F
TEL:03-6803-2441
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閉館に伴うスケジュールと施設利用について
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シンポジウム「共有領域・共同想像 - 公共空間の中に位置づける」

シンポジウム「共有領域・共同想像 - 公共空間の中に位置づける」
日程
2011年09月11日(日)
時間
11:00-17:00
料金
無料
会場
B112+他

<スケジュールに関するお知らせ>

アーティスト:モ・サ(ミャンマー)、ンゲリー(ミャンマー)、スリージャタ・ロイ(インド)、プライアス・アビナブ(インド)

ディスロケイトは9月から「3331 Open Residence」を利用して、「パブリック・ポリシー」という滞在制作プログラムを開催します。インド・ミャンマー・日本の参加アーティストはパブリックスペースの在り方を問いかけながら参加型パフォーマンス、ワークショップ、展覧会を開催します。

今回のテーマは公共(パブリック)です。私たちは毎日公園、広場、駅、街、様々な公共空間/パブリックスペースを大勢の人たちと共有し、行き来しますが、私たちはこのパブリックスペースに対してどのような意識を持っているのでしょうか。またどのように理解し、どのように利用しているのでしょうか。パブリックスペースのパブリックは人のことなのか、当局のことなのでしょうか。規則と条件によって構成されているのか、それとも自由と表現で構成されているのでしょうか。パブリックスペースに対しての私たちのポリシーとは何でしょうか。
ディスロケイトは地域(ローカリティ)におけるアートとテクノロジーの可能性を探索する毎年開催されているプロジェクトです。今年はミャンマー、インド、日本のアーティストが協力し合いながら、パブリックスペースを創造的な観点から考察して行きます。ミャンマーにおけるよく知られている制約、日本の一見秩序ある法規、インドの色彩とカオス。それぞれの国のパブリックスペースの状況・概念は異なります。しかし、こうした定義はパブリックの均質性を前提としていますが、実際にこのような単一体は存在せず、多数のパブリック、多様な状況があるのが現実です。本プロジェクトではアートの力で、私たちのパブリックスペースへの想像力の拡張と、パブリックスペースの多様な可能性を反映させて行きます。


<アーティストプロフィール>

モ・サ (ミャンマー)
アーティスト・キュレーター。ミャンマーの国際パフォーマンスイベント Beyond Pressure の創設者であり、主催者。2005年理学士(動物学)として大学を卒業後、芸術作品を発表し始める。パフォーマンスアーティストとしてギャラリーや街の中で作品を発表。アジアとヨーロッパのパフォーマンスフェスティバルに参加。キュレーターとして「"On/Off"_Myanmar Contemporary Art Event」(ベトナム、ハノイ)や「Forward/Backward _8 Myanmar Contemporary Artists」(タイ、バンコク)を企画した。マレーシアの Rimbun Dahan と韓国の Hooyong Performing Art Center でのアーティスト・イン・レジデンス(滞在型制作事業)にも招聘された。彼の最近のパフォーマンス・アート作品は、手の動きの意味と無意味さとの遊びである。現在ミャンマーのパフォーマンスアーティストの紹介本を準備している。
http://www.beyondpressure.org/ 

ンゲ・リー(ミャンマー)
1979年ミャンマー、ピン・ウー・ルウイン生まれる。2003年に国立ヤンゴン芸術文化大学絵画専攻を修了。彼女の作品はパフォーマンスと写真を主軸に多様なメディアを用いて、日常の情景から「生」に関する様々な考え方を読み解く。ミャンマーのみならず、アジア・東南アジア諸国において数々のグループ展で発表している。国際交流基金JENESYSプログラムより招待され、遊工房アートスペースで7月~9月滞在制作。

スリージャタ・ロイ (インド)
アーティスト、リサーチャー、そしてニューデリーにあるアンクワ 代替教育 協会のコミュニティアートプログラムの責任者である。2005年イギリスのCoventry School of Art and Design大学院ニューメディアコースを卒業。コミュニティアートプロジェクトを中心として活動し、国内外の様々な展覧会、レジデンス、ワークショップに参加。2009年FICA(インドのコンテンポラリーアートファウンデーション)のサポートによってパブリックアートプロジェクトとして貧困地域にある「衛生環境、治安の悪い」公園を復興し、地域の方との協力で女性と子供たちが安心に遊べる空間を作る。2008年~2009年にインドの国際アートスペース「KHOJ」において「City[in]Visible II」というコミュニティプロジェクトとしてデリーの小さなコミュニティに対してグローバル化や都市開発の激しい影響に注目を引いた。
http://parkdpuri.blogspot.com

プライアス・アビナブ (インド)
アーティスト、リサーチャー。 Srishti School of Art, Design and Technologyで①指導にあたっている。Center for Experimental Media Artsの研究員。都市空間を活性化すること、再考することに興味があり、文化や社会的な目的として公共空間がどのように使われるか探察している。ソーシャルネットワークやローファイテクノロジーを利用し、コミュニティと資源を結びつける。インドのオープンソース運動に積極的に参加し、2007年にインドのクリエーティブ・コモンズの創立に参加した。同年にバンガロールとデリーを拠点として都市空間に介入し、パブリックスペースや空き地の在り方と使い方を問いかける「Cityspinning」というプロジェクトをスタートさせる。
http://prayas.in/
http://cityspinning.org/

モ・サのパフォーマンスイベントの詳細:

「スマイル・イン・東京 Smile in Tokyo」
参加型パフォーマンス
東京の様々な地域でアーティストは受身的に公共空間に立ち、通行者に笑みを依頼する。参加者は沢山の色のついたピンポンボールの中から一つ選らび、その上に笑顔を描き、アーティストの身体を付ける。笑みを送ることで、参加者は公共空間にいる人々とアーティストで交わされた挨拶の集積の中で、不安から解放され、抑圧を超えることができるでしょう。

イベントスケジュール
- 9月11日(日)11:00-17:00 シンポジウム 「共有領域・共同想像 - 公共空間の中に位置づける」参加アーティスト:モ・サ、ンゲ・リー、スリージャタ・ロイ+ゲスト 会場:3331 Arts Chiyoda  B1F レジデンススタジオ
11:00-11:30 イントロダクション
11:30-12:30 モサ
12:30-13:00 モサ パフォーマンス (外で行われます)
13:00-14:00 お昼休み
14:00-15:00 ンゲ・リー
15:00-16:00 スリージャタ・ロイ
16:00-17:00 ディスカッション

<ご予約・お問い合わせ>
info@dis-locate.net
URL: http://www.dis-locate.net/

当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。

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