<スケジュールに関するお知らせ>
アーティスト:池崎拓也/渡辺豊
このたびisland JAPANにて『island SUMMER collection』を開催致します。
http://islandjapan.com/action/110805_slach-4.html
このたびisland JAPAN にて、2 人展の連続シリーズ『SLASH』を開催致します。
『SLASH』展は、今一番旬なアーティストを複数人とりあげ、シリーズで展開していく企画展です。
「SLASH」とは、ファンが作った2 次創作作品(ファン・フィクション)の中で、キャラクター同士が結びつくカップリングを示す際に、間にスラッシュ記号( / )を入れたことから、それらを総称して「スラッシュもの」と呼ばれるようになりました。
この企画『SLASH』では、単に2 人のアーティストを並べて展示するだけではなく、事前に幾度となくミーティングを重ね、お互いのイメージや意識を深く理解するところから始めていきます。その上で、それでは作品を通して、自分たちは今、社会に対していったい何を提案できるのか、何が可能であるのかを話し合い、展示プランを決めます。
また、それはDM のデザインにも及び、2 人の目的から抽出したイメージやキーワードを受け、アートディレクターのCRAFTIVE が一つの作品を生み出すように制作しています。
その時代の流行や、1人のアーティスト、キュレーターの視点に任せるのではなく、それぞれが考えを出し合って話し合い、自分達の手でまず価値をつくっていくことこそが必要であると考えます。個人で完結するのではなく、また勝ち負けではないところで、それぞれの思想が交わること、そこから生まれる想像力の多様性を信じて探っていきます。
第4 回目となる『SLASH / 04』(8/6 - 28)では、「あいちトリエンナーレ2010 ‒皮膚と地図-」に出品した池崎拓也と、「第4 回府中ビエンナーレ2008」に出品した渡辺豊の2 人展を開催します。
タイトルとなる『飛ぶ次元 ‒found a pocket-』とは、上空に突如現れるエアポケット、あるいは神隠しのように、私たちの普段生活しているところから、別の空間、別の次元に一気に引き込まれてしまう現象をモチーフにしています。かつて誰もが知っていたであろう、どこでもない、あるいはどこにでも存在しうる場所に、自由に行ったり来たりできるようなきっかけ、ゲートを展示空間につくります。
池崎は球体や紙、ベニアやブルーシートなどありふれた素材を使って空間を構成し、渡辺は平面上にいくつかの場所をコラージュしまるで建築物を組み立てるように絵画を描きます。お互いの作品が二次元と三次元を行き来することで、私たちに全く別の次元、場所へとトリップするきっかけを与えてくれるでしょう。
この企画でしか体験できない作家達のセッションに是非とも足をお運び頂き、表現の可能性を感じてもらえたら幸いです。
当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。