■スピーカー:
島本 浣 京都精華大学芸術学部教授(美術史学)
藤幡 正樹 東京藝術大学大学院映像研究科長・教授/アーティスト
吉岡 洋 京都大学大学院文学研究科教授(美学・メディア理論)
■第1回メディア芸術オープントーク 「『メディア芸術』ってよくわからないぞ」
昨年来、議論を呼んできた文化庁主導の「メディア芸術総合センター」について、今、真剣に考えるとどのようなことになるのでしょうか?もちろん建物についての議論ではなく、この分野について国が関与するならばいったい何をするべきなのか、大体この「メディア芸術」とはいったいどのような分野なのか、そもそもこれは「芸術」といっていいのか、といった「そもそも論」を皆さんと話してみたいと思います。(藤幡正樹)
■メディア芸術オープントークとは
近年、現代の日本文化を代表する分野として「メディア芸術」に大きな期待が寄せられています。「メディア芸術」は、「デジタル表現や先端テクノロジーを用いたメディアアートだけでなく、エンターテインメント性のあるマンガ、アニメ、ゲームなども含む領域」とされていますが、これら既存の文化ジャンルにとらわれることなく、時代に呼応した新たな文化として議論すべき時機がきたのではないでしょうか。実際、テクノロジーの発展とともに表現の可能性も拡大し、既存の文化ジャンルの境界は極めて曖昧になっているともいえます。
新しくシリーズとして始まる「メディア芸術オープントーク」は、メディアアー ト、美学、美術史、社会学などの分野で鋭い発言を続ける専門家4名をコア・フェローとして迎え、この「メディア芸術」という新たな領域を多角的に読み解くオープン・プラットフォームです。議論の場は、東京をはじめ国内各地。関連する分野から多彩なゲストをお招きして、みなさんとともに「メディア芸術」について考えていきたいと思います。各地の「メディア芸術オープントーク」の場でお目にかかれるのを楽しみにしています。
メディア芸術オープントーク:コア・フェロー(五十音順)
島本 浣 (京都精華大学芸術学部教授/美術史学)
藤幡 正樹 (東京藝術大学大学院映像研究科長・教授/アーティスト)
吉岡 洋 (京都大学大学院文学研究科教授/美学・メディア理論)
吉見 俊哉 (東京大学大学院情報学環教授/社会学)
■定員:50名
お申し込みは、101127event.talk@mediag.jpまで。
名前、ふりがな、所属、連絡電話番号、メールアドレスを明記の上、お申し込みください。
申し込み締切日:2010年11月23日(火)
※お申し込みは1回1名とさせていただきます。
※先着順とさせていただきます。参加可能な方にのみメールで返信いたします。
情報は以下のホームページにて。
http://mediag.jp
ご質問等は、下記アドレスまでご連絡ください。
info@mediag.jp
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