<閉館のお知らせ>
3331 Arts Chiyodaは、2023年3月15日をもちまして閉館いたしました。

<ちよだアートスクエア(旧3331 Arts Chiyoda)へのお問い合せ>
千代田区地域振興部文化振興課文化振興係
TEL:03-5211-3628
bunkashinkou@city.chiyoda.lg.jp

<合同会社コマンドAへのお問い合せ>
合同会社コマンドA
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-12-5 長谷川ビル2F
TEL:03-6803-2441
FAX:03-6803-2442
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閉館に伴うスケジュールと施設利用について
HOME > スケジュール > 西村雄輔個展『地と対話するために-その行為・生きる場・時間を記憶するもの』

西村雄輔個展『地と対話するために-その行為・生きる場・時間を記憶するもの』

西村雄輔個展『地と対話するために-その行為・生きる場・時間を記憶するもの』
日程
2018年03月01日(木)~2018年03月31日(土)
時間
11:00-20:00
備考
最終入場時間 19:30
休み
会期中無休
料金
無料
備考
3月24日(土)のイベントは有料
会場
1F 3331 Gallery、104

<スケジュールに関するお知らせ>

この度、アーツ千代田 3331では、西村雄輔の個展「地と対話するためにーその行為・生きる場・時間を記憶するもの」を開催致します。
西村雄輔は、蜂蜜や蜜蝋といった自然の素材を用い、場所の持つ記憶や時間との関わりについて提示するアーティストであり、2006年から群馬県桐生市にある操業を止めた織物工場に、光と風を取り込む活動yamajiorimono*worksを行っています。これは一定期間の中で建物の「完成」を目指す建築の仕事とは全く異なり、一つ一つの過程を味わいながら自らの手で建物を分解・再構築することによって、そこに蓄積された途方もない時間に丹念にむきあい、ゆっくりとその「場」での時間を醸成しています。松村秀一氏(東京大学大学院 建築学専攻教授)によって「まるで終わりのない子育てのよう」と評されるこの活動は、効率や生産性を追求する時代の流れと真っ向から対立する行為であり、目まぐるしい日常を送る私たちに静かに疑問を投げかけます。
本展はこの現在進行形の活動yamajiorimono*worksの一端を表現するものであり、西村が素材としてしばしば用いてきた蜂蜜を使用して織物工場で記憶された時間を再現するとともに、ギャラリー内で流れる時間をそこに留めていきます。またこれまでの活動について、約2,000枚もの写真資料を使った作品で振り返っていただくことができます。過去、現在、未来という3つの時間軸が一つの空間のなかで溶け合う、西村独自の世界をどうぞご体感ください。
さらに関連イベントとして、アーティスト本人によるギャラリートークを行うほか、松村秀一氏とアーツ千代田 3331の統括ディレクターである中村政人を交えたトークイベントを開催し、建築の視点からyamajiorimono*worksの再考を行います。

主催: アーツ千代田 3331

<プロフィール>
西村雄輔 Yusuke Nishimura
1976年生まれ、福岡県出身。2001年東京藝術大学大学院 美術研究科修士 課程絵画専攻油画修了。2003年より群馬県桐生市の産業遺産である旧織物 工場の改修/修繕プロジェクト、Moriyoshi Reconstruction Project(2003-04年/旧森山芳平織物工場)を手がける。現在長期に渡り進行中のyamajiorimono*works 2006 ~/山治織物工場)では、傷んだ木造の建物に工場主とともに実際に手を入れながら、その場所と対話し、ものが語る歴史を読み、今を生きる場をつくる行為の在り方 を提示している。

〈イベント情報〉
○ギャラリートーク
対話の中で生まれるものー西村雄輔によるギャラリートーク
日時:3月9日(金)19:00-20:00
会場:3331 Gallery(1階 104)
ファシリテーター:藤岡勇人

○トークイベント
場の精神― 建築と美術を行き来する

ゲスト:松村秀一氏(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授)
モデレーター:中村政人(アーツ千代田 3331 統括ディレクター)
日時:3月24日(土)19:30-21:30
会場:B105 マルチスペース(地下1階)
料金:500円(ワンドリンク付き)/要申込(※締め切り:3月23日(金)12:00)

■申込先
[E-Mail]ws1@3331.jp
[TEL]03-6803-2441
参加希望の方はws1@3331.jpまで、タイトルに「0324 トーク」と明記のうえ、下記の必要事項を本文にご記入ください。
①お名前(ふりがな) ②ご連絡先(Eメールもしくはお電話番号)③参加人数

※ イベント後にはささやかながら出演者を囲む懇親会を予定しておりますので、是非ともご参加ください。(申込不要)

〈ゲストプロフィール〉
松村秀一 Shuichi Matsumura
東京大学教授。1980年東京大学工学部建築学科卒業、1985年同大学院工 学系研究科建築学専攻修了。工学博士。現在、日本建築学会副会長、 HEAD研究会代表理事、建築技術支援協会代表理事、団地再生支援協会会 長。2005年「住宅生産の工業化に関する研究」で日本建築学会賞(論文)、 2008年、2015年、2016年都市住宅学会賞(著作)、2015年日本建築学会著 作賞、2016年日本ファシリティマネジメント大賞(功績)。

〈トーク内容〉
日本建築学会副学長を務め、日本の建築界をリードする研究者の一人である松村秀一氏、アーツ千代田3331統括ディレクターの中村政人を交え、群馬県桐生市の閉鎖された織物工場で2006年より行われているプロジェクトyamajiorimono*worksについて、活動の軌跡の紹介やプロジェクトを通して見えてきたものについて再考します。

当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。

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