<閉館のお知らせ>
3331 Arts Chiyodaは、2023年3月15日をもちまして閉館いたしました。

<ちよだアートスクエア(旧3331 Arts Chiyoda)へのお問い合せ>
千代田区地域振興部文化振興課文化振興係
TEL:03-5211-3628
bunkashinkou@city.chiyoda.lg.jp

<合同会社コマンドAへのお問い合せ>
合同会社コマンドA
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-12-5 長谷川ビル2F
TEL:03-6803-2441
FAX:03-6803-2442
contact@3331.jp
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閉館に伴うスケジュールと施設利用について
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ジャストライト

ジャストライト
日程
2017年07月28日(金)~2017年09月10日(日)
時間
12:00-19:00
備考
8/12以外の金・土は20:00まで 
休み
2017年8月13日(日)〜2017年8月16日(水)、火曜日
料金
無料
会場
201/202: アキバタマビ21

<スケジュールに関するお知らせ>

アーティスト:上山まい、尾崎風歩、坂口真理子、鈴木諒一、高田祐里、玉井美世子、福井馨、船橋陽馬、行竹亮太

写真というメディアのあらゆる側面には、「ジャストライト」つまり「ちょうどいい」としか言いようのない「何か」が凝縮されています。適切な絞りとシャッタースピード、印画紙への露光時間、そして被写体との出会い。化学的であると同時に魔術的でもあるこの不可思議なメディアの本質は、おそらく未だに解明されていません。
 それは、虹が発生する経緯を科学的に説明したとしても、その異様な現象自体の本質にはまるで手が届いた気がしない、あの人間の原初的な感覚とでも言うべきものに似ているのかもしれません。デジタル写真とフィルム写真の違いは?というシンプルな問いが、問いの立て方それ自体が間違っていたような風潮にまで押し戻されて、忘れられた問いとして現在に至っているのがその典型であるようにも思えます。
 写真は「ちょうどいい」ものの凝縮であるはずなのに、いつでも遅れてやってくるメディアです。すべての写真は時間が経てば、「歴史の証人」としての烙印を押されてしまいます。都市を撮る写真には、際立ってそれが顕著です。ワールドトレードセンタービルが写った写真、東京スカイツリーのない写真、そしてこの3331が中学校だった頃の写真。
 わたしたちの「ジャストライト」も、それは今現在の「ジャストライト」に他なりません。歴史がすべてを物語にしてしまうその前の現在です。「ちょうどいい」とは、現在のこと、つまりはわたしたちが生きることによって過去と現在を往還しつつドリフトしていく連続の総体です。
 生きて、撮り、不安におののきながらも、このメディアがもたらすはずのある種の調和に触れる、9名の作家による(未来に過去と呼ばれるそうした類の)展示です。


【イベント】

オープニングパーティー | 7月28日(金)18:00--

トークイベント | 8月19日(土)17:00--
ゲスト:東京都写真美術館学芸員 伊藤貴弘 氏(予定)

当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。

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