<スケジュールに関するお知らせ>
様々なメディアを用いたコンセプチュアル・アートのパイオニアとして国際的に知られるアントニオ・ムンタダス(1942年~)。3331 Arts Chiyodaでは文化庁 文化芸術の海外発信拠点形成事業として、スペイン人アーティスト、アントニ・ムンタダス(ニューヨーク在住)をアーティスト・イン・レジデンス・プログラムに招聘します。
その成果として、2016年3月20日(日)から4月17日(日)まで、「Muntadas : Asian Protocols」 (邦題:ムンタダス展 アジアン・プロトコル)を開催。これは、ムンタダスの日本における20年ぶりの個展となります。
ムンタダスの作品は、文化の検閲を扱ったプロジェクト《ファイル・ルーム》(1994年)に代表されるように、社会的な問題にフォーカスしたものです。本展覧会は、私たちの社会と生活において欠かせない「約束ごと」=「プロトコル」がテーマ。
本展プレスリリースはこちらよりダウンロードできます↓↓↓
https://www.3331.jp/news/201602/003257.html
展覧会に関連したトークイベント「ラウンドテーブル」全三回は、ムンタダス作品において重要なアクションの一つとして開催されます。
登壇者たちからどのような発言が飛び出すのか、一般参加が可能なこの貴重な機会に、ぜひご参加ください。
※各回にはお申し込みが必要です。末尾のお申し込み方法にてお申し込みください。
■パブリック/プライベートスペース : アイデンティティ、日常生活、都市への権利
[日時] 3月4日(金) 19:00-21:30
[会場] スペイン大使館 オーディトリアム (東京都港区六本木1-3-29)
[参加費] 無料 (日/英同時通訳)
東アジアにおける「公共空間」とは何か。高層ビルの増加といった最近の事象から、公共空間の役割の変化がアイデンティティや日常生活、家の概念に、また北京、ソウル、東京の「都市への権利」というものにどのような影響を及ぼしているのかを、都市研究者とともに語り合います。
[モデレーター]ホルヘ・アルマザン (建築家、慶應義塾大学専任講師、建築デザイン研究室主宰)
[スピーカー]
陣内秀信(法政大学教授、建築史・都市史専門)
キム・ソンホン(ソウル大学教授、建築・都市学専門、2016年 ヴェネチア建築ビエンナーレ、韓国パビリオンキュレーター)
チェン・ユー (シンガポール国立大学助教授、中国一級注册建築士、都市史専門)
[詳細はこちらをご覧ください]
http://am.3331.jp/programs.html#round1
■文化検閲
[日時] 3月20日(日) 16:00-19:00
[会場] 3331 Arts Chiyoda 1階 コミュニティスペース(東京都千代田区外神田6-11-14)
[参加費] 1,500円 (日/英逐次通訳)
国や自治体による検閲や圧力、美術館、出版社、主催者、プロデューサー、作者自身による自己規制など、3か国の現状を知り、政治、社会、文化のありようを読みとる試みです。
[モデレーター]小崎哲哉(『REALTOKYO』『REALKYOTO』発行人兼編集長、京都造形芸術大学大学院学術研究センター客員研究員)
[スピーカー]
片岡真実(森美術館チーフキュレーター、CIMAM(国際美術館会議)ボードメンバー)
岡本有佳(編集者・文化企画/風工房主宰、アクティヴィスト、表現の不自由展実行委員会共同代表)
ふるまいよしこ(フリーランスライター、『中国新声時代』著者)
[詳細はこちらをご覧ください]
http://am.3331.jp/programs.html#round2
■恐怖のなりたち
[日時] 3月26日 (土) 13:00-16:00
[会場] 3331 Arts Chiyoda (東京都千代田区外神田6-11-14)
[参加費] 1,500円 (日/英逐次通訳)
近くて遠い隣人と意思疎通が上手くできないのはなぜか? そこには共通して恐怖の存在があるのではないか。そこで日中韓の日常生活の中で意識・無意識下に表出する恐怖、メディアや言論空間における恐怖、そしてその要因を探り、三ヶ国の摩擦の元と共存・相互理解への解決法に向けて語り合います。
[モデレーター]佐々木俊尚(評論家、ジャーナリスト)
[スピーカー]
淺野豊美 (早稲田大学政治経済学術院教授)
麻生晴一郎 (ルポライター)
シン・テジュン (認定NPO法人 Living in Peace理事長)
[詳細はこちらをご覧ください]
http://am.3331.jp/programs.html#round3
【参加申し込み】
ご希望の日程、テーマ、お名前、e-mailアドレス、当日の連絡先をお書き添えの上、メールにてお申し込みください。
Email:ws1(at)3331.jp
*送信時は(at)を@マークに替えてご連絡ください。
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