<閉館のお知らせ>
3331 Arts Chiyodaは、2023年3月15日をもちまして閉館いたしました。

<ちよだアートスクエア(旧3331 Arts Chiyoda)へのお問い合せ>
千代田区地域振興部文化振興課文化振興係
TEL:03-5211-3628
bunkashinkou@city.chiyoda.lg.jp

<合同会社コマンドAへのお問い合せ>
合同会社コマンドA
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-12-5 長谷川ビル2F
TEL:03-6803-2441
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閉館に伴うスケジュールと施設利用について
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デザイン・クエスチョンズ----家庭用疾患治療薬スクリーニング・キットと絹織物の立体表現

デザイン・クエスチョンズ----家庭用疾患治療薬スクリーニング・キットと絹織物の立体表現
日程
2015年12月19日(土)~2016年01月31日(日)
時間
12:00-19:00
休み
月曜日(1月11日を除く)・火曜日/12月28(月)~1月7日(木)
料金
無料
会場
203: 京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab 東京ギャラリー

<スケジュールに関するお知らせ>

アーティスト: フランク・コークマン(Frank Kolkman), ミッシェル・バッヘルマン(Michelle Baggerman)

12月19日(土)から1月31日(日)まで、英国王立芸術学院(RCA)のフランク・コークマン氏と、デザイン・アカデミー・アイントホーフェン(DAE)のミッシェル・バッヘルマン氏と取り組んだ共同研究の作品展「デザイン・クエスチョンズ展」を開催いたします。

本学は、建築学やデザイン学のみならず、世界の先端を切り開く素材・生命科学・情報科学・繊維技術分野の研究者を数多く擁しています。D-labが実施するデザイン・アソシエート・プログラムは、彼らと海外の若手デザイナーの共同プロジェクトを推進し、新たな価値の創造を目指すための画期的なデザイン・プラットフォームです。その目的は、本学の知的資源とネットワークを最大限に生かし、革新的なデザインを用いて社会問題に取り組むこと、また学際的プロジェクトにおいてデザインが果たす役割を明確に示すことにあります。

本展覧会では、2015年度のプログラムの中から、RCAのフランク・コークマンがデザインした家庭用疾患治療薬スクリーニング・キットと、DAEから来日したミッシェル・バッヘルマンが編み出した、3Dプリンティング技術を駆使した絹織物の立体表現をご覧いただきます。プロジェクトはそれぞれが、D-labが掲げるテーマ「Designing Social Interactions----デザインによる社会的課題の解決」および「Making and Materials----素材と工法の革新」に基づいており、ジュリア・カセムD-lab特任教授による指導のもと、3ヶ月間にわたって実施されました。

2つのプロジェクトは、生物学、繊維学の研究の最前線でどのような「デザインの問い」を抱き、どのような答えを形づくったのでしょうか?ぜひご覧ください。

作品解説+プロフィール
Designs for Flies -- 家庭用疾患治療薬スクリーニング・キット
「社会的な認知度が低く、患者数が少ないために治療薬の開発がビジネスとして成立しにくい希少難病の医薬品研究において、製薬会社の興味を惹くような戦略を考え出すことは可能だろうか?」
「疾患モデルショウジョウバエを薬剤化合物のテストに用いることで、患者自身が自宅で治療薬候補物質を見つけ出し、検証に参加することができるだろうか?」
上記2つの「デザインの問い」から、末梢神経が障害される疾患である「シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)」治療薬を見つけるために開発したCMTモデルショウジョウバエを利用して、患者自身が治療薬を見つける活動に参加する、家庭用疾患治療薬スクリーニング・キットを開発しました。本プロジェクトは、イギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)より招聘したフランク・コークマン氏と、本学応用生物学系および昆虫先端研究推進センターの山口政光教授(http://www.bio.kit.ac.jp/chromosome/INDEX.html)による共同研究プロジェクトです。

フランク・コークマン|Frank Kolkman
2007-2011 ArtEZ Institute of the Arts Arnhem (NL), Product design専攻、2013-2015 Royal College of Art London (UK), Design Interactions専攻。2013- Frank Kolkman Experimental Design。受賞|2015 ヘレン・ハムリン賞ノミネート(UK)、2012 Mondriaan Fund 奨学金(NL)、2011 Arnhemse Nieuwe受賞(NL)
http://www.frankkolkman.nl


Woven Light -- 絹織物の立体表現
「日本の伝統織物産業が、その技術的基盤を残しながら産業として存続していくために、革新的デザインと連携した3Dプリンティング技術が、どのようにして新たなシナリオを見出すのだろうか?」という「デザインの問い」を起点に、極めて薄い絹織物と、3Dプリンティングで制作された軽やかな構造体を融合させて、新しい織物による立体的な造形表現が生まれました。本プロジェクトは、オランダのデザイン・アカデミー・アイントホーフェン(DAE)より招聘したミッシェル・バッヘルマン氏と、京都工芸繊維大学先端ファイブロ科学部門の木村照夫教授(http://www.cis.kit.ac.jp/~tkimura/)、および丹後半島で法衣・袈裟や寺社幕の製造を専門に扱うエバラテキスタイルの江原政善氏との共同研究プロジェクトです。

ミッシェル・バッヘルマン|Michelle Baggerman
2003-2009 Design Academy Eindhoven (NL)、2010- Bureau Baggermanデザイナー、2012-13 and 2015 Design Academy Eindhoven リサーチアソシエート、2014 Koning Willem College 客員講師、2014-15 Beatrix College 講師。受賞|2010 The New Material Award(NL)、2010 The Social Design Awardノミネート、2011 The Friends of the Textile Museum 年間賞受賞 (UK)、2014 Samsung Launching People 3位(MX)
http://www.bureaubaggerman.nl

当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。

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