<スケジュールに関するお知らせ>
参加者が持参した一枚の写真にまつわる思い出を聞きながら、編み機でニットを編んで行くワークショップ。他者とニットのフィルターを通して記憶はどのように変容するのでしょうか。
企画者:宮田明日鹿
主催:千代田区、アーツ千代田 3331
特別協賛:中外製薬株式会社
協賛:三菱地所株式会社
協力:集英社HAPPY PLUS ART(ハピプラアート) 企画・制作:アーツ千代田 3331
<審査員コメント>
大月ヒロ子(IDEA,INC.代表取締役)
昭和の家庭には自動編み機なるものがあった。嫁入り道具のひとつでもあったのだろう。メリヤス編みはもちろんのこと、レース編みも得意な機械だった。母親に自分の好きな色の毛糸でセーターを編んでもらうのが当たり前の時代だった。モノづくりの現場が家の中にあり、手を動かす間、家族の会話も弾んだ。このワークショップは、参加者と、持参する想い出の写真を間に置いて、かつての編み機が作り出したような、人同士のコミュニケーションを生成するだろう。参加者の想い出の言葉を受け止めて、コンピューターを通した写真の柄のニットで返事を返す。生まれてくるニットのズレや粗さが発展的なイメージを生むと楽しいセッションになりそうだ。
「ポコラート(POCORART) "Place of"Core + Relation Art"とは?
『障がいのある人、ない人、アーティストが、核心の部分で相互に影響し合う場』であり、その「場」を作っていく行為なのです。
* 「ポコラート全国公募」とは?
2010年に千代田区とアーツ千代田 3331の障がい者アート支援事業として始まりました。障がいの有無や年齢、経験に関わらず、作品の公募を通じて、人と人、人と作品、異なる感性に出会うことで、「人間」や「アート」についての対話ができる「場」を目指し活動を行っています。これまで全5回の公募では、延べ6100点を超える作品の応募があり、2歳から94歳まで幅広い方々に参加して頂いております。
詳しくは→https://www.3331.jp/page/pocorart5.html
<お申し込み方法>
各開催日の2日前までに
(1)参加者のお名前 (2)年齢 (3)ご連絡先(携帯電話等)
(4)障がいの有無と介助状態
(5)その他、当日配慮することや必要な介助などを
電話またはEメールにてお知らせください。
電話:03-6803-2441/メール:pocorart@3331.jp
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