<スケジュールに関するお知らせ>
アーティスト:キャシー・ローデンバック
ローデンバックは写真の手法を用いて特定の場所に漂う「見えない歴史」を紐解いていく。今回のレジデンス滞在では、今年3月11日に起きた東日本大震災の地震、そして原発事項により大きな被害を受けた福島県郡山市を何度も訪れ、その土地が重ねてきた時間や歴史を見つめ、撮影を行った。
オープニングレセプション: 2011年12月23日(金)19:00-20:30
プロフィール
オーストラリア出身。フォトグラファー。Monash大学ファインアート修士課程卒業。オーストラリア国立大学美術学校写真学科講師。アナログとデジタル両方の手法を用い、歴史や記憶、場所、そしてそれらの関連性や現代における「記録」の手法・アプローチをテーマとする。室内といった限定された空間やランドスケープなどさまざまな場所を撮影の対象とし、映像作品も含め、これまでに数々の作品を制作。オーストラリア国立図書館のほか、Gold Coast Regional Gallery, Goulburn Regional Galleryなど多数のギャラリーが彼女の作品をコレクションしており、日本では奈良市コレクションに収蔵されている。オーストラリア、日本、ドイツなど国内外で積極的に作品を発表し、多くの賞やスカラシップを受賞。近年では「Look, Australian Contemporary Photography since 1980」(2010) に作品が掲載。レジデンスプログラムの参加経験も豊富で、日本で3年間の滞在・制作経験もある。
当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。