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デナリ森
今村洋平は、シルクスクリーン印刷という技法を用いて、絵の具をくり返しくり返し積み重ね、その果てに画面から突き上がる柱状の造形を生み出します。幾何学文様のようなその造形は、途方もなく積層された「行為」によって形作られたもの。今村は普段より登山に親しんでおり、山頂から望む雄大なまなざしを取り入れているように感じられます。絵の具の積層は等高線のようにも見え、制作行為の重なりと同時に、自然界や時間の重なりとしても観る者に迫ってきます。一重の絵の具が数千回に重なることで、物質的な迫力と柔らかなイマジネーションを誘発する魅力溢れる作品となっています。是非ご覧ください。
今村洋平
1978 福岡県生まれ
2004 東京造形大学研究生終了
主な展示
2005-2006 T&S EXISTANCE/自由が丘
2007 [WORM HOLE episode6] /magical,ARTROOM
2008 (NEW BEGINNING-The show must go on!)/magical,ARTROOM
2008 Draw print book/esplanade(シンガポール)
2010 camaboco展/東京造形大学
受賞履歴
2003,2004 ZOKEI展 ZOKEI賞
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