＜スケジュールに関するお知らせ＞
テキスト・演出・構成・振付：池宮中夫
出演：熊谷乃理子、笠井晴子、田上和佳奈、神林和雄、羽山義彦、池宮中夫
劇場はもとより、美術館、倉庫、港、橋、壁などでも公演を行うダンスカンパニーノマド～ｓは、アーツ千代田3331の空間的魅力に着目しました。池宮中夫をリーダーに、カンパニーダンサーたちによる独舞（ソロ）を中心としたダンス作品が展開されます。
Text:
ココロ躍る内蔵された夏 巡り来るのは何
誰かと躍るソロ ひとりで後戻りしない
独りひそやかに奏でる 何れ
自分の内奥を澄まし 消す夏
夏眠の種が音をたてた
ダンスを現在発見 音信ども
素翻って こころろろ
Profile:
池宮中夫 Nakao Ikemiya
1959 年東京都中野区出身。'89 年旧西ドイツにて多くの舞踊作家に学び、欧州各地、韓国等でソロ活動。'92 年よりダンスカンパニーノマド～s 参加。演出、美術、振付家として、国内外で作品を上演する。主な作品に「Standing- 赤い紙-」「顔と歴史- ひとつの小さな夜-」「The damp elements- 横たわる湿潤-」「時の花-Flowers and Time-」など。空間性の強い作品を特徴とし、劇場のみならず美術館や倉庫でも上演。また、身体にある感覚を引き出していくダンスワークショップは好評、近年では主に目黒区美術館、SePT、ケウォンデザイン芸術大学（ソウル）、WDA、ストア（ヘルシンキ）、長崎県美術館、武蔵野美術大学、東京藝術大学、多摩美術大学などで開催。2010 年3 月、アーツ千代田3331 プレオープン企画にて、ワークショップ参加者による「どこか辺りで」を演出、発表。
ダンスカンパニーノマド～ｓ
Dance Company Nomade~s
1992 年より、池宮中夫、熊谷乃理子を中心に国内はもとより、ギリシャ、ドイツ、オーストリア、フランス、イギリス、ハンガリー、スペインなど、ヨーロッパを中心に海外公演も積極的に展開。日本のコンテンポラリーアーツに強く影響を与えるリーダー的存在。現在の人間の在り方に深いテーマを提示しながら、衣裳、音楽、美術、振付に渡り表現の鋭い切り口と豊かなイメージに支えられ、国内外で高い評価を得ている。
予約・問い合わせ: アーツ千代田3331, ダンスカンパニーノマド～s
E-mail: nomade-s@t3.rim.or.jp
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