<スケジュールに関するお知らせ>
アーティスト:国本泰英、杉山卓朗、宮城壮一郎
このたびNii Fine Arts Tokyoでは2021年4月9日(金)から4月25日(日)まで、国本泰英、杉山卓朗、宮城壮一郎の3名によるグループ展「設定と接点」を開催いたします。
新型コロナウイルスの発生から1年以上が過ぎました。この状況の下、他者との接触や移動は抑制され、 人と人との有機的な交流は希薄になっています。しかし、その抑制によって生じた時間は、 時に内省の機会となって、私たちに新たな視点を提示してくれます。
今回展示する三人の作家は、社会の動向による影響や、自身の個人的な事柄を強く作品に表さない、 という共通点が挙げられます。この未曽有の渦中にありながらも、作家それぞれの設定の中、 ある意味では淡々と制作された作品に触れることで、現代に生きる私たち自身や他者について改めて考える機会になればと思います。
国本泰英
1984年大分県生まれ。大分在住。曖昧な存在としての物事を主な題材として絵画を制作する。「新作展」Nii Fine Arts Tokyo(東京/2019)他、九州・関西・東京などで個展・グループ展多数。
杉山卓朗
1983年千葉県生まれ、兵庫県在住。立体的、幾何学的イメージの絵画を制作。近年はデータ上の図像について意識を高めた作品にも取り組む。「周縁と方法」 五台山竹林寺(高知/2017)他、関西・東京などで個展・グループ展多数。
宮城壮一郎
1979年宮崎県生まれ。宮崎県在住。漆芸家。沖縄、香川、漆産地で修行の後、宮崎にて独立。個展・注文制作を軸に漆工芸品を制作、漆工品修理、文化財修理・修復、特殊漆塗、店舗内外装特殊漆塗を行う。「宮城壮一郎 重ねる仕事」Graphpaper(東京/2018)他、九州・東京などで個展・グループ展多数。
「設定と接点」 開催概要
出品作家:国本泰英、杉山卓朗、宮城壮一郎
● 会期 2021年4月9日(金)~4月25日(日)金・土・日曜開廊
11:00~19:00
● 会場 Nii Fine Arts Tokyo
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
3331 Arts Chiyoda 211
東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
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