<閉館のお知らせ>
3331 Arts Chiyodaは、2023年3月15日をもちまして閉館いたしました。

<ちよだアートスクエア(旧3331 Arts Chiyoda)へのお問い合せ>
千代田区地域振興部文化振興課文化振興係
TEL:03-5211-3628
bunkashinkou@city.chiyoda.lg.jp

<合同会社コマンドAへのお問い合せ>
合同会社コマンドA
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-12-5 長谷川ビル2F
TEL:03-6803-2441
FAX:03-6803-2442
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閉館に伴うスケジュールと施設利用について
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Birthday beach

Birthday beach
日程
2019年10月16日(水)~2019年11月23日(土)
時間
12:00-18:30
休み
日・月・火・ 祝日・ 11月2日 - 11月9日
料金
無料
会場
206: nap gallery

<スケジュールに関するお知らせ>

この瞬間はどうして永遠に続かないのだろうか、と考えていたら物語を必要とするようになった。

風景をどんなに見つめても完成しない。時間が流れ去ってしまうからだ。
ひとつひとつ細部を目で追っている間に光は消え、一瞬前に見た色を忘れる。
強く何かを見ようと思った時ほど、光も情動も次々に消え去っていくのを鮮明に感じる。
そうやっていつも時間に置き去りにされるから、精神は緻密な回想を必要としている。

写真に固着された光もまた時間に置き去りにされているが、折り重なる影たちは白昼夢を示唆している。

私はそれを見つめ、夢の中で辞書を引くように言葉を見つけ出し、物語を作る。
言葉は世界を定義せず、細部を網のように繋ぎ、広げ、時間を閉じる。
物語の中でなら、さらわれた瞬間に何度も立ち返ることができる。何度でも出会い、何度でも失う。
立っている場所は消える。足も地も解釈でしかない。何かを見るということは、別の次元にある。

風景を見るためには、瞬きの合間に立ち現れる幻を掴まえなくてはいけない。

Birthday beach

波打ち際に流れ着くものたちの物語。
度重なる開発で幾度も姿を変え、埋め立てられた船橋の海岸。
嵐で消失した砂浜が30年ぶりに突然姿を現した、アイルランドのアキル島。
二つの異なる土地で出会った風景を繋ぎ、
写真、短編小説、その他様々な断片を用いて構成する。

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◎ イベント

11月23日 (土) 19:00 ー 21:00

清水裕貴の小説「誕生日の海岸」に登場するレストランをイメージした空間で
お食事をしながら 言葉 / 写真 相互から清水裕貴の世界を味わう鑑賞イベントです。

参 加 費: ¥ 5,000.ー / 1名様 ( お食事・ドリンクつき )
 
人 数: 10 名様
  
ご 予 約:hiroshi.o@napgallery.jp

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清水 裕貴 Yuki Shimizu
2007年武蔵野美術大学映像学科卒業。2011年1Wallグランプリ受賞。2016年三木淳賞受賞。2018年新潮社R18文学賞大賞受賞。土地の歴史や伝承のリサーチをベースにして、写真と言葉を組み合わせて風景を表現している。近年は小説も発表。船橋に予約制ギャラリー tide/poolをオープン。

< 個展 >
2012 ホワイトサンズ(ガーディアンガーデン)
2014 mayim mayim(NEW ACCIDENT)
2014 mayim mayim(UNDO)
2016 熊を殺す(ニコンサロン)
2018 わたしの怪物(Kanzan gallery)
2019 地の巣へ(Nikon salon)
2019 誕生日の海岸(tide/pool)

< グループ展 >
2011 第5回写真「1wall」(ガーディアンガーデン)
2012 INDEPENDENT LIGHT vol.01(新宿眼科画廊)
2013 INDEPENDENT LIGHT vol.03/東川町国際写真フェスティバル(北海道)
2014 西根ナーレ 2014(山形)
2015 中之条ビエンナーレ(群馬)
2017 創造海岸いなげ展(稲毛市民ギャラリー)
2017 中之条ビエンナーレ(群馬)

当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。

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