<スケジュールに関するお知らせ>
アーティスト:阿部くらら、香月恵介、小山友也、馮馳、PUGMENT (大谷将弘と今福華凜)、李漢強、ホンマタカシ
〜ニュードキュメンタリーという方法、あるいは、まなざしの態度〜
New Documentary : Attitude of seeing
写真家・ホンマタカシと映画監督・諏訪敦彦によって始められた東京造形大学大学院 修士課程授業「造形プロジェクト:今の時代のニュードキュメンタリーvol.1-8」(2010 − 2017)の課外授業編。
アーツ千代田3331(2/24)とアテネ・フランセ文化センター(3/7・3/8・3/9)にて開催。
既存の映画・映像表現のシステムそのものを疑い、社会の中で制度化されてしまっている我々の眼差し自体に亀裂を入れ、私たちの世界を見る見方そのものを問い直すような作品を「NEW DOCUMENTARY的」という枠組みで、展示、上映し、ディスカッションする場を造ります。
アーツ千代田3331編では、「造形プロジェクト:今の時代のニュードキュメンタリーvol.1-8」の参加者から選出された作家による、パフォーマンス・写真・絵画・ファッション・映像など、多様な作品を展示・発表し、その表現の中にある「NEW DOCUMENTARY的」な方法のあり方や表現の態度を探ります。
★am11:00〜am12:00:小山友也によるパフォーマンス
★pm1:00〜:PUGMENTと参加アーティストによるインスタレーション
★pm5:55〜:馮馳によるフォトパフォーマンス
「NEW DOCUMENTARY:ニュードキュメンタリー」とは:
NEW DOCUMENTARY とは、ドキュメンタリー映画の新たなジャンルのことではありません。映画が誕生した時、当時の人々は、人間の意識的な知覚や作為を超えて、写り込む世界のさまざまな諸相に、驚き・おののき・困惑しながらも、改めて、世界を見ることと世界の在り方の関係をリフレクティブに問われることになりました。のちに「映像の自生性(Spontaneity)」と呼ばれることになる映画・映像の持つ独自な性質を、表現行為の可能性として捉え直し、その現在的な方法を探る自覚的態度を持った作品群のことを、ここではNEW DOCUMENTARYと呼称しています。その意味でNEW DOCUMENTARYとは、ドキュメンタリー/フィクションという区分以前の、様々な表現のスタイルやテーマの基底に横たわる「見ること 聞くこと」によって開かれる世界の在り方を問うものです。
主催:学校法人 桑沢学園 東京造形大学
お問い合わせ: 東京造形大学 映画・映像専攻|tzu.eiga@gmail.com
WEB:https://www.facebook.com/groups/1304639013009650/
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