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『コンセプト偏重にはならずに、誰もが感じることを見出し、心にとめたことを描きたいと思っている』
テンペラという古典的な技法は細部描写に適し、また油彩を混合することで透明感のある色面とテンペラの白を用いた色彩の階調が美しく表現できます。そのテンペラ画独特の風合いは、時としてノスタルジックな儚い感覚をも呼び起こします。誰もが見たことのあるモチーフでありながらもただそれを写し取る、というよりは彼女の中で一度味わい遊び心が加わったイメージとなり『こんな絵はどう?』と非日常の一コマを密かに語りかけるような絵を描き留めているようです。
今回は、日々の暮らしの中から、食べられてはすぐに消えてしまう、愛してやまないと言う"おやつ"に着目し、創造性に富んだ作家にとってよりリアルなものを描き出しました。
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