<スケジュールに関するお知らせ>
写真にしてはじめて見えてくる世界やカタチ
モノそのものの存在する価値
そして見えないモノの存在
2011年に初披露され、翌年にアーツ千代田 3331でも開催された個展『ダブルネイチャー』以降、写真家・池田晶紀は「自然」をテー マにしています。『ダブルネイチャー』というタイトルの直訳の意味は「人工的自然」。これまでの作品は、人工的に作られた水草水槽をセットアップし撮影したモノや、趣味である釣りやサウナの現場から見た不思議な自然体験を撮影し、自身が感動した光景を、抽象的な見せ方でクローズアップしたマテリアルを表現しています。昨年の夏には青山・スパイラルガーデンにて、これらの活動10年分をまとめて再構築した風景写真の展覧会、池田晶紀展『SUN』をアートディレクター・菊地敦己による展示構成で開催しました。
今回、アーツ千代田 3331で6年振りに開催する池田晶紀展『模様』はすべて新作です。
前期の3月7日(水)~7月9日(月)18までは秋田県藤里町から広がる、白神山地の秋から冬にかけて移ろい行く山肌の「模様」を展示しています。池田が見て感じた「自然」とは、どのような「自然体験」だったのでしょうか。
後期の7月11日(水)~8月20日(月)は、「石と水と山」の要素による展示構成に"模様替え"をします。常に動き変化し続ける"自然模様"のその瞬間を、肉眼ではなく写真にしてはじめて見えてくる世界やカタチ、モノそのものの存在する価値。そして見えないモノの存在に気づくことの驚きや面白さ。池田晶紀が写真を通じて実感し、『ダブルネイチャー』と称して表現する"自然模様"をぜひご覧ください。
展示会場のCOPAINS de (コパン ドゥ)3331/CHAMP DIVIN(シャン ディヴァン) 3331では、カフェタイムには昔懐かしいコッペパンや厳選された豆を使用したコーヒー、ディナータイムには粋でエスプリのきいた神田フレンチを提供しています。
ぜひお食事とともに本展覧会をお楽しみください。また展示作品の販売も致しますのでよろしくお願いいたします。
<プロフィール>
池田晶紀/Masanori Ikeda
1999年自ら運営していた「ドラックアウトスタジオ」で発表活動を始める。2003年よりポートレート・シリーズ『休日の写真館』の制作・発表を始める。2006年株式会社「ゆかい」設立。2010年スタジオを馬喰町へ移転。オルタナティブ・スペースを併設し、再び「ドラックアウトスタジオ」の名で運営を開始。国内外で個展・グループ展多数。アーティスト三田村光土里とのアートユニット「池田みどり」としても活動。現在、Coyote「水草物語」で連載中。フィンランドサウナクラブ会員、サウナスパ健康アドバイザー、シェアリングネイチャー指導員、水草レイアウター、かみふらの大使など。
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