<閉館のお知らせ>
3331 Arts Chiyodaは、2023年3月15日をもちまして閉館いたしました。

<ちよだアートスクエア(旧3331 Arts Chiyoda)へのお問い合せ>
千代田区地域振興部文化振興課文化振興係
TEL:03-5211-3628
bunkashinkou@city.chiyoda.lg.jp

<合同会社コマンドAへのお問い合せ>
合同会社コマンドA
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-12-5 長谷川ビル2F
TEL:03-6803-2441
FAX:03-6803-2442
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閉館に伴うスケジュールと施設利用について
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ポコラート全国公募展 vol.3

ポコラート全国公募展 vol.3
日程
2012年12月14日(金)~2013年01月20日(日)
時間
12:00-19:00
備考
2012年12月28日は17:00閉場
休み
火曜日、2012年12月29日(土)~2013年01月04日(金)
料金
一般500円
備考
※千代田区民と65歳以上の方は300円、中学生以下および障害者手帳をご提示の方とその付添者1名は無料
会場
1F メインギャラリー

<スケジュールに関するお知らせ>

「ポコラート全国公募」は、障がいのある人、ない人、アーティストによる自由な表現の場を生み出すべく2011年よりスタートした全国公募展です。本展は、障がいの有無、年齢、展覧会歴など既存の枠組みにとらわれることなく、人間の表現、創造力と向き合う機会となることを願い開催しています。
 「ポコラート全国公募 vol.3」では、そんなポコラートの思いを体現するような214作品の展示と、新たな試みとしてのワークショップ企画の全国公募より選ばれた4つのワークショップを行います。未だ見たことのない表現活動の数々をご覧ください。

主催:千代田区、アーツ千代田 3331
企画・制作:アーツ千代田 3331


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「作品部門」では、全国より1,332作品の応募があり、厳正な審査を経て、214作品を展示。ギャラリー内を埋めつくす作家たちの自由で独創的、さらにエネルギーに満ちあふれた世界がひろがります。

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ポコラート全国公募展2011(2011年1月)の会場風景

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ポコラート全国公募展vol.2(2011年12月)の会場風景

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宮川佑理子「無題」(ポコラート全国公募展vol.2 大木裕之賞)


審査員コメント

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福住廉(美術評論家)
障がいのあるなしにかかわらず、今までに見たことのない作品を選びました。自分の基準を死守するのではなく、それを外に向けて開けば開くほど、アートの楽しみは倍増するからです。実物の展示がとても楽しみです。

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ロジャー・マクドナルド(インディペンデント・キュレーター)
「アウトサイダー・アート」に関心があった私にとって、今回の審査は良い経験となりました。日本語の読めない私は、障がいの有無はわかりませんでしたが、様々な作品に現代美術との共通点を見いだすことが出来ました。

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保坂健二朗(東京国立近代美術館主任研究員)
これまで複数の審査員が同一作品に票を入れられたが、今回はそれができなくなり、その上で票入れを繰り返して絞り込んでいった。一票がさらに重くなった。常にベターなあり方を目指すポコラートでは、審査だってひりひりしている。

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中村政人(アーティスト、東京藝術大学准教授、アーツ千代田 3331統括ディレクター)
作品の制作動機が「純粋」でいかに「切実」な内容か? そして「逸脱」する表現を獲得しているか? この3つのポイントを大切にしています。しかし、ポコラートは「純粋」で「切実」な作品ばかり。そのため、私の審美眼を「逸脱」させなくてはなりませんでした。

賞について

【審査員特別賞】各審査員が1作品を選出
【千代田区長賞】千代田区長が1作品を選出
【オーディエンス賞】来場者投票により1作品を選出
※ 投票は2013年01月13日(日)まで
賞は2013年01月14日(月)に、HPと会場内で発表いたします。
受賞者は、2013年度に行う受賞者作品展に出品していただきます。


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会場:アーツ千代田 3331内
参加費:300円(材料実費)

全国的に見ても例の少ない"ワークショップの公募"をポコラート全国公募に新しく取り入れました。情熱にあふれたワークショップ企画を募集し、4つのワークショップが審査を通過しました。この機会にぜひご参加ください。

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大月ヒロ子(IDEA,INC.代表取締役/ワークショップ部門審査員)
「ワークショップの背骨」
このところ世の中はワークショップ流行りだ。分野、対象年齢も様々に、目的も細分化されてきた。そんな時代だから、ワークショップを企画する人の数も大変に増えている。そこにポコラートのワークショップ企画の公募である。テーマも形態も実施場所や参加人数も自由設定。条件と言えば、1日ないし2日(1日3時間まで)でできるものというくらい。しかし、一番大切にしたいことは決まっている。ポコラートのもととなる理念に沿う事だ。『障害のある人、ない人、アーティストが、核心の部分で相互に影響し合う場』を、ワークショップでも作りたいと願ったわけである。つまり、それがゆるぎないワークショップの背骨となる。背骨が揺らいでは、企画は成立しない。審査では、背骨の部分ががっちりと太いワークショップを3人の審査員で議論しながら丁寧に選んだ。これらのワークショップの実施が待ち遠しい。深く新しい相互影響の場が現れるだろう。


『新しい自分に出会う! ブラインド アート ワークショップ』

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企画者・ゆにここ(鈴木さとみ+鈴木淳也)/アトリエゆにここ主宰
日時:2012年12月23日(日) 13:30〜15:30
定員:12名 ※中学生以上
視覚に頼らずに作品制作を試みるワークショップです。参加者同士が2人1組でサポートしあいながら、交互にアイマスクをつけて制作。制作した作品は、目隠しをしたまま鑑賞します。

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審査員コメント:中村政人(アーティスト、東京藝術大学准教授、アーツ千代田 3331統括ディレクター)
目を閉じると一瞬で自分のことしかわからなくなる。そして、他者や環境に対して恐怖心が芽生える。このワークショップは、どこからどこまでが作品なのかまったく予測ができない。暗闇の恐怖心がいかに変わっていくのか? 全てを想像するしか術はない。


『LIFE×LIVE』

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企画者・穂積一樹/鉄道研究家
日時:2012年12月24日(月祝) 13:30〜14:30
定員:25名
鉄道の運行管理に用いられる線図「ダイヤグラム」を応用したワークショップ。ダイヤグラムの作図を愛好する企画者と共に、参加者の日常生活を表すダイヤグラムを制作します。

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審査員コメント:藤浩志(美術家、十和田市現代美術館副館長)
日常の風景の裏側には目に見えない様々な規則や法律、あるいはシステムが動き働いている。それらが綿密に絡み合いながら僕らの行動はすべて決められているのかもしれない。鉄道の運行管理に用いられるダイヤグラムに注目し、日常の行動をダイヤグラムに落とすという驚きの視点!興味深い。


『トバシ』

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企画者・リュウ2(小柏龍太郎+前島芳隆)/NPO法人工房あかねアーティスト&アートティーチャー
日時:2013年1月6日(日) 14:30〜16:00
定員:10名
企画者の即興演奏とかけ合いながら、大きなキャンバスに企画者と参加者でペインティングをしていきます。全身を動かして絵の具を飛ばす動きが、そのまま一つの作品になります。

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審査員コメント:藤浩志
描くということに騙されてはいけない。トバシはまさに飛ばし、跳ばすことでもあるが、ぶつけ攻める行為のように見える。しかしその裏側に関係をつくり、繋ぎ、なじませ、溶け込んでゆく行為が滲み出る。人の関係の作り方は様々で美しい。(藤浩志)


『花を咲かせましょう』

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企画者・こまちだたまお/美術家、たまあーと創作工房代表
日時:2013年1月13日(日) 13:30〜15:00
定員:15名※受付を終了いたしました。多数のお申込ありがとうございました。
花びらのかたちをした色紙(いろがみ)を、まるで"花咲かじいさん"のように撒いたり、浴びたりして遊びます。そこでイメージを膨らませて、花びらの色紙を台紙に貼ります。紙の上で自分だけの花を咲かせてみましょう。

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審査員コメント:大月ヒロ子
桜吹雪に出会い陶然とした気持ちになったり、鮮やかに散り積もった落ち葉を、手ですくって放り上げたり...私たちを突き動かすそんな原初的な情動を一つの軸にして、ごくシンプルに組み上げた企画である。対象年齢を問わず、多分に身体的であるところも好感が持てた。紙の花びらの生産に、施設の人々の手や、地域の企業などから出る廃紙の有効利用など取り入れると、この体験をさらに多くの地域に届けることが出来るだろう。手間はかけられないが、子どもたちやお年寄りにこんな体験をさせてあげたいと願う教師や職員は多いはずだ。


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【アーティスト・トーク】
出品作家から直接話を聴く機会です。 
日時:2012年12月15日(土)14:00〜16:00 
会場:1階メインギャラリー ※入場料が必要です。

【審査員によるトーク】 福祉×表現×美術×魂
日時:2013年1月14日(月祝)会場:コミュニティスペース
第一部・福祉の中でいきるアートのワークショップ 14:00〜15:30
大月ヒロ子、藤浩志、中村政人
第二部・ポコラートで福祉と美術を考える 15:30〜17:00
福住廉、ロジャー・マクドナルド、保坂健二朗、大月ヒロ子、藤浩志、中村政人
定員:なし ※要予約 受付締切:1月13日(日)12時まで

【ポコラート全国公募展vol.3をスタッフが解説するギャラリー・トーク】 
日時:2013年1月19日(土)13:30〜14:30
集合場所:1階 受付前  ※入場料が必要です。


ワークショップと関連イベントの申込方法

◇ 申込み先:pocorart@3331.jp ※件名:「(お申し込みのイベント名)申し込み」とご記入ください。※メール環境の無い方は、お電話にて受付いたします。
◇ 必要事項:1.お名前(ふりがな)2.ご年齢 3.当日のご連絡先(携帯電話など)4.障がいの有無と介助状態(介助者同伴など)5.その他、当日配慮することや必要な介助などがございましたらお知らせください。※介助者同伴の場合、介助者の必要事項についてもご連絡ください。
◇ ワークショップはお早めにお申し込みください。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。詳細については、お申し込み後にあらためてご連絡を差し上げます。
※1/13(日)開催のワークショップ『花を咲かせましょう』は受付を終了いたしました。多数のお申込ありがとうございました。」
◇ 小学生以下のお子さまは保護者同伴でご参加ください。


お問い合わせ

アーツ千代田 3331
ポコラート全国公募事務局 (担当:武田、近田、宍戸)
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
TEL:03-6803-2441(代表)/E-mail:pocorart@3331.jp

当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。

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