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五つの黒煙、三つの竜巻

五つの黒煙、三つの竜巻
日程:2011年10月28日(金)~2011年11月20日(日)
時間:12:00-19:00
休み:月曜日、火曜日
料金:無料
会場:205(island MEDIUM)

アーティスト:正木美也子

2011年10月28日(金)より、island MEDIUMにて正木美也子個展、『五つの黒煙、三つの竜巻 』を開催致します。
http://islandjapan.com/action/111028_masaki.html


このたびisland MEDIUMでは、正木美也子個展『五つの黒煙、三つの竜巻』を開催致します。
正木は無数のドットと小さな円で画面を埋め尽くし、おぼろげな風景や人物を描き上げます。正木の取り上げるモチーフには一つ共通点があり、それは、全て実在していて、何らかのマスメディアによって既に広められている画像を元にしている、ということです。大勢の人の目に触れたであろう画像は、正木の手によって再び再構成され、ギリギリ原型を留める程度のグラデーションに変化します。それは、見聞きしたものを一旦心の中に留め置いて、咀嚼し整理する、正木の思考の流れそのものなのだと思います。約2年ぶりとなる今回の個展では、新作のみ8点を展示致します。
是非、ご高覧頂けたら幸いです。


〈作家ステートメント〉
私たちは今、テクノロジーの発達により1個人が膨大な量の情報を受信でき、自らも発信できる環境に生きています。自分の肉体と離れたところでの出来事を従来のマスメディアに加え、多くの他者と共有できる状況において、「知る」という行為は身体性を刺激し、経験としての意味合いを深めているように感じます。
今回の展示では2009年9月から2011年6月の間に起こった事件と災害をテーマにあつかった8枚の絵画を制作し、そのうち5枚は「黒煙」を、3枚は「竜巻」をモチーフとして選びました。
それらは近年メディアをとおしてみる機会の多かった風景で、その国の政治、経済、宗教、土地などの差異を超えて自らの環境に関連する「連鎖」の感覚を感じるものであったからです。
私の作品は多くの点の集積によってできていて、それはイメージを具現化する絵の具の塊であり、
1人の人間の時間の痕跡でもあります。
ある事件や災害はデータ化されてしまえば情報になってしまうけれど、その出来事を肉体をもって経験した人にとっては人生に1度きりの体験です。それが映像や写真によって反復され世界に共有されていく時に生じるズレをすり合わせようとすることが少しでも世界を「知る」ことに近づけるのではないかと思います。

当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。