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https://www.3331.jp/pdf/sasakiten-chirashi.pdf
3331 Arts Chiyoda 開館記念 第2弾
佐々木耕成展
「全肯定/OK. PERFECT. YES.」
2010年4月23日(金)~5月23日(日)
会場:3331 Arts Chiyoda 1階 展示室
開場時間:月~水 12:00~19:00
金、土、日、祝日 12:00~20:00
休場日:毎週木曜日(4月29日はのぞく)
入場料:一般800円、高校・大学生500円(中学生以下無料)
出品作家:佐々木耕成/KOUSEI SASAKI
佐々木耕成は、1960年代に「ジャックの会」をはじめとする前衛芸術運動の最前線で活躍し、その後70年代にニューヨークのカウンターカルチャーの只中で芸術思想を練り上げてきたアーティストです。80年代に日本に帰国した当時は美術界との関係を一切絶っていましたが、近年になって再び絵画を制作するようになりました。現在、群馬県の赤城山麓に自らの手で建てたアトリエで、佐々木は精力的に絵筆をふるっています。本展では、佐々木耕成による巨大な抽象画を一挙に展示することによって、その制作の背景にある「全肯定」の思想と、従来の戦後美術史では見えにくかった一面を浮き彫りにします。今年82歳を迎える佐々木にとっては、40年ぶりに新作を発表する、再デビューの企画展です。
【作品展示】
群馬県赤城山麓にある佐々木自作のアトリエで制作された抽象絵画を初公開いたします。3331 Arts Chiyoda展示室の壁面を埋め尽くす展示作品は、ほぼ全てがミュージアムピース・スケールの絵画です。出品作品総数は最新作を含む約50点。
【ドキュメント映像&資料展示】
1967年、佐々木はフォード財団の後援によりニューヨークへ移住しました。当時のニューヨークの街の様子や仲間たちと暮らすロフトを定点観測したフィルム映像などを公開します。また、近年の佐々木の制作風景をおさめた記録映像も公開。ドキュメント映像の企画、編集は佐々木のニューヨーク時代からの旧友である萩原建吉によるものです。
【関連イベント】
■オープニング・パーティー/アーティストトーク
2010年4月23日 (金)
18:00~ オープニング・パーティー
19:00~ 佐々木耕成によるアーティストトーク
■公開鼎談
2010年5月3日(月・祝)14:00~16:00
佐々木耕成×ヨシダヨシエ(美術評論家)×福住廉(美術評論家)による公開鼎談
【図録販売】
■佐々木耕成展図録
本展の開催にあわせて新たに描きおろされた新作16点のほか、2000年以後の作品約50点の図版をカラーで収めた図録を制作します。その他にも、自身の半生を振り返る佐々木耕成ロング・インタビューをはじめ、佐々木が生き抜いてきた時代の出来事やアートの動き、そしてビブリオグラフィーをあわせた「読める年表」、さらに佐々木の作品と活動を継続して批評してきた美術評論家・ヨシダヨシエ、「ジャックの会」で佐々木と活動をともにし、現在はアニメーション美術監督として活躍している小林七郎、本図録の編者でもある美術評論家・福住廉による論考などを掲載。全100ページ。
2010年5月3日発売予定、4月23日より予約受付開始
*予約方法等詳しくは http://www.3331.jp をご覧ください
佐々木耕成展「全肯定/OK. PERFECT. YES.」展覧会図録
販売価格:1,800円/税抜(予定)
企画/発行:3331 Arts Chiyoda