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「そこで生えている。2024」トークイベント「境界という領域〜美術と人類学それぞれの変容〜」
「そこで生えている。2024」トークイベント「境界という領域〜美術と人類学それぞれの変容〜」
日程
2024.4.27(土)
時間
18:00-(90分程度)
料金
1,000円
備考

1,000ポイント
※JRE POINTを1ポイント1円としてご利用いただけます。

会場
マーチエキュート 神田万世橋 1階 S1区画「BRIDGE Lab.」
備考

マーチエキュート 神田万世橋
https://www.ecute.jp/maach/access

登壇者:佐藤直樹(デザイナー、画家)、小林紗織(画家)、小金沢智(キュレーター)、中村寛(人類学者)

制作開始から10年。320メートル幅を超えて今も未完成のまま制作中の木炭画《その後の「そこで生えている。」》。制作場所も転々と、その場で出会った植物や鉱石や水景などが描き続けられている。既存のカテゴリー内では理解され難いこの行為を、領域横断活動で知られるゲストと共に読み解きつつ、それぞれのフィールドであるデザインやアート、人類学といったジャンル自体の変容についても考えます。

登壇者
佐藤直樹(さとう なおき)/デザイナー、画家。
1961年東京都生まれ。北海道教育大学卒業後、信州大学山本哲士研究室で教育社会学・言語社会学を学ぶ。美学校菊畑茂久馬絵画教場修了。
1994年に『WIRED』日本版創刊にあたりアートディレクターに就任。1998年アジール・デザイン(現アジール)設立。2003~10年、アート・デザイン・建築の複合イベント「セントラルイースト東京(CET)」をプロデュース。「アーツ千代田 3331」デザインディレクター(2010〜2023)。2012年から絵画制作へと重心を移し、画集の刊行、個展など制作と発表を続けている。「東京ビエンナーレ」クリエイティブディレクター(2020/2021、2023)。多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授、アートとデザインの人類学研究所所員。

小林紗織(こばやし さおり)/画家。
1988年神奈川県生まれ。武蔵野美術大学デザイン情報学科を卒業後、音楽を聴き浮かんだ情景を五線譜に描き視覚化する試み「score drawing」の制作を開始。CDジャケットのアートワーク、映画『うたのはじまり(バリアフリー上映版)』のろう者の方のための絵字幕の作成など、音にまつわる制作を行う。「小指」名義でマンガ家としても活動中。主な個展に、「TRIP」(TETOKA、東京、2020)、「YUMENOSHIMA」(Earth+gallary、東京、2017)、グループ展に、2021年「お腹まで2時間35分」(NADiff a/p/a/r/t ショーウィンドウ、東京、2021)、「絵画と音楽 次章」(Gallary P、東京、2019)、「ギグメンタ2015 半芸術展」(東京文房堂ギャラリー、東京、2015)など。第12回1_WALL審査員奨励賞(2015)受賞。

小金沢智(こがねざわ さとし)/キュレーター。
2008年、明治学院大学大学院文学研究科芸術学専攻博士前期課程修了。東北芸術工科大学芸術学部美術科日本画コース専任講師、美術館大学センター研究員。世田谷美術館、太田市美術館・図書館の学芸員を経て現職。「現在」の表現をベースに据えながら、ジャンルや歴史を横断するキュレーションによって、表現の生まれる土地や時代を展覧会という場を通して視覚化することを試みている。
近年の主な仕事に、開学30周年記念展「ここに新しい風景を、」(東北芸術工科大学、2022)キュレーション、「都美セレクション グループ展 2022たえて日本画のなかりせば:東京都 美術館篇」(東京都美術館、2022)キュレーション、開館3周年記念展「HOME/TOWN」(太田市美術館・図書館、2021)、本と美術の展覧会vol.3「佐藤直樹展:紙面・壁画・循環」(太田市美術館・図書館、2019)企画など。

中村寛(なかむら ゆたか)/文化人類学者、デザイン人類学者。
2008年、一橋大学社会学研究科地球社会研究専攻修了。博士(社会学)。アトリエ・アンソロポロジー合同会社代表。多摩美術大学リベラルアーツセンター/大学院教授、サーキュラーオフィス・プロジェクトリード。KESIKI Inc. Insight Design担当。2020年からグッドデザイン賞外部クリティーク/フォーカスイシュー・リサーチャー。「周縁」における暴力、社会的痛苦、反暴力の文化表現、脱暴力のソーシャル・デザインなどの研究テーマに取り組む一方、人類学に基づくデザインファーム《アトリエ・アンソロポロジー》を立ちあげ、さまざまな企業、デザイナー、経営者と社会実装を行う。著書に『アメリカの〈周縁〉をあるく――旅する人類学』(平凡社、2021)、『残響のハーレム――ストリートに生きるムスリムたちの声』(共和国、2015)。編著に『芸術の授業――Behind Creativity』(弘文堂、2016年)。訳書に『アップタウン・キッズ――ニューヨーク・ハーレムの公営団地とストリート文化』(テリー・ウィリアムズ&ウィリアム・コーンブルム著、大月書店、2010)。


・申込方法 : JRE MALLよりお申込みください。
お申込みはこちら
https://www.jreastmall.com/shop/g/gS336-C010032/

展覧会に関して
https://japanartbridge.com/there-it-has-grown-2024/