AIR 3331 ヤンウー・キム個展　『Commuting lives：通勤暮らし』

アーティスト：ヤンウー・キム(韓国)

本展(タイトル: "Commuting lives：通勤暮らし")は大都市における通勤距離と時間について彼女独自の視点で考察し、そこから生まれた作品の展示会になります。
文明と社会経済活動の中心である大都市は今も尚拡大し、密集し続けています。そして、都市化が進展するにつれて起こる人口の集中を緩和するために、副都心やニュータウンが作られました。しかし、学校、職場、エンターテイメントが提供されている場所等、社会の経済的存続に必要な基本的施設は未だに都市の中心に集約されています。
結果として、多くの人々は都市やその近辺に住みながら通勤通学にかなりの時間を費やしています。これは世界中の各都市でも起こっている現象です。
ヤンウー・キムは今回のプロジェクトの為にボランティアを募り、東京中心部へ通勤する個人の様子を撮影しました。今回の３日間の展示では、ソウル(韓国)、ジョホールバルー(マレーシアからシンガポール間の通勤)、東京(日本)で撮影した各個人３人の通勤や生活の様子の映像とそこから生まれた作品を成果として発表します。
※本展の作品は現在進行中のアートプロジェクトの一部です。
※展示されている作品は日ごとに入れ替わります。　

このプロジェクトはアーツ・カウンシル・コリアからの助成を受けています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
【AIR 3331 とは？】
3331 Arts Chiyodaの「AIR 3331」は、世界中のアーティストやクリエイターを対象とするレジデンスプログラムです。アーティスト・キュレーター・リサーチャー等、美術・芸術・工芸・演劇・様々な分野で活躍する個人の申込みや、団体での申込みの受け入れを行っています。
詳しくは、https://residence.3331.jp/