<スケジュールに関するお知らせ>
図書館の本や古書、家の本には、それぞれの歴史や時間、文化の軌跡があります。
今回のワークショップでは、本の紙の痕跡や残香から、私たち人間の肉眼では可視化できない本の旅路、そして人との関係性を紐解いていきます。嗅覚研究者・白須未香氏による人間の嗅覚の仕組みや感覚に関する解説を交え、実際に本を嗅ぐ体験を通して自分たちの感覚について学びます。
"匂い"は記憶を手繰り寄せるだけでなく、自己を振り返り、他者を知るきっかけにもなり得るのではないでしょうか。そんな新鮮な体験をぜひお楽しみください。
【持ち物】 ご自宅から1〜2冊、本をお持ちください。大きさやジャンルは問いません。
*当日は、香水など香おりの強いものの着用はお控えの上、ご来場ください。
【講師プロフィール】
井上尚子(美術作家)
女子美術大学大学院美術研究科版画専攻修了。2005年文化庁芸術家在外研修員として1年間NYで活動。2006年より、環境、文化、歴史を匂いから楽しむ「くんくんウォーク」を教育機関、美術館、図書館、植物館、企業,公園、空港など国内外で開催。また、アーティストや様々な研究者、異業種の方々とコラボレーション制作。視覚障害と聴覚障害者とのコラボレーションプログラムも開発開催。2016年、The International artist in Villa Waldberta in Munich参加。2017年、Museum Villa Stuck in Munich にて「Die Bibliothek der Gerüche」(collaboration with 嗅覚研究者:白須未香+サウンドアーティスト:柴山拓郎)展覧会+ワークショップ開催。また、WWFジャパンとよこはま動物園ズーラシアとコラボレーションワークショップの開発・実施。2018年、The Art and Olfaction Awards 2018 finalist、六本木アートナイト2018参加。現在、 愛知県立芸術大学勤講師。
http://kunkunwalk.jimdo.com (英語) https://www.facebook.com/hisako.inoue.5
白須未香(嗅覚研究者)
東京大学理学部生物化学科卒業後、同大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻後期課程修了(生命科学博士取得)。2010年、2014年日本農芸化学会トピックス賞、2017年日本味と匂学会研究奨励賞。2013年より、東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻ERATO東原化学感覚シグナルプロジェクトにて特任助教。学生時代より現在まで、嗅覚を用いたコミュニケーションに興味を持ち、マウス、ワオキツネザル、ヒトを対象としたさまざまな嗅覚研究を行っている。井上尚子氏とのコラボレーションにおいては、匂いの分析や最新の嗅覚研究についての解説を担当している。
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【参加方法】 お申込み専用サイトPeatixのこちらのページからお申し込み下さい。
https://3331af-0307ws-library.peatix.com
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3331 ART FAIR 2019 特設サイト: https://artfair.3331.jp/
当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。