<スケジュールに関するお知らせ>
アーティスト:折居恵子、北口広美、黒岩綾子、黒澤京子、成澤響子、末太シノ
STANZA(スタンザ)は、作家の企画、発案によるグループ展の形式によって、流行や営利にとらわれ過ぎずに発表を続ける場を持ち、他者との交流によって、個々の作家としても可能性を探っていけるような活動を目指し発足した。2015 年から2019 年までの5年間、毎年1回の開催とし、東京を中心に活動する日本画家6名で構成している。できる限り同じメンバーで続けることで、互いに影響し合い発展していくこと、そして変化を見届けることを目標としている。メンバーの入れ替えや会場の変更など、試行錯誤を重ねながら、今年で4回目を迎える。 展覧会では、会場を 6 つのスペースに分け、各自の主題や目的に応じて構成する。共通のテーマ(今年度は「影」をテーマとする)からなる小作品も展示することで、各自の作家性を俯瞰的に見つめる契機となるよう試みている。STANZAという言葉には、「連」や「節」といった、詩を構成する部分や単位を表す意味があり、イタリア語では「部屋」という意味もある。個々の区切りを保ちつつ、それらが複数合わさった時に生じる、予測不可能な連続性や響きを肯定的に捉えていきたいという思いが、タイトルには込められている。 日々を生きる中で対峙する課題は各々異なるだろうが、日本画という一定の〝韻律″を持つ複数の個性(STANZA)が一堂に会することで、現代を捉えるある響きが見出せるかもしれない。そんな〝 六連詩″ともいうべき場に立ち会いたい。
当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。