<スケジュールに関するお知らせ>
アーティスト:Bitna JANG、Long JIN、盛田渓太、菅実花、Vincent RUIJTERS、平澤勇輝
現代における、グローバル化や科学技術の進歩において、私たちは、場所や時間を超えて物事にアクセスできるようになっています。そういった流れの中で、物事の当事者としてではなく、物事や状況の変化に対して傍観者、観測者として接することが増加しています。そして、観測者になることで、当事者には予想できなかった新しい価値観や存在をイメージすることが可能になってきています。この既存のフレームを疑い、読みえ、絶えず更新してゆく観測者としての姿勢は現代において重要であるように思われます。
本展覧会では、状況向き合い、様々な読み替えや、実験(思考実験)を行うBitna JANG、Long JIN、Keita MORITA、Mika KAN、Vincent RUIJTERS、Yuki HIRASAWAの6名の作家を紹介します。彼らが見せる多様な表現、作品群の中に身を置くことで、本展が現代を軽やかにサヴァイヴしてゆくための観測者としての姿勢について示唆するきっかけとなることを期待します。また、本展覧会では、日本のアーティストたちと、オランダ、韓国、中国の出身のアーティストたちを紹介します。同時に、多摩美術大学出身のアーティストだけでなく、他の機関に所属する人々をフラットにつなげていくことで、あらゆる枠組みを超えた思考実験が繰り広げられる場所としての展覧会の可能性を提示します。
【イベント】
●オープニングレセプション
12月8日(土)17:00~20:00
●アーティストトーク
12月23日(日)14:00~16:00
ゲスト:岩﨑秀雄(早稲田大学理工学術院・教授)
●アーティストトーク
1月12日(土)
14:00〜
キュレーター・三宅敦大によるギャラリーツアー開催
17:00〜
トークイベント
ゲスト:久保田晃弘 (多摩美術大学・教授)
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