<スケジュールに関するお知らせ>
アーティスト:杉本奈奈重(木版画) ピン前川(写真)/ノーマルスクリーン
Gallery OUT of PLACE TOKIOでは、毎年夏期は、新しい才能の発掘を目的にエクスペリメンタルな特別企画を行なっています。
第1弾は、杉本奈奈重とピン前川による二人展「夏冬 ice in canicule -プリンワークの2つのあり方」を開催。
第2弾として、Gallery OUT of PLACEとノーマルスクリーンの共催による短編映像作品の上映『知られざる結末、斬新な幕開け』を開催します。
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夏の特別展第1弾は、杉本奈奈重とピン前川による二人展「夏冬 ice in canicule -プリンワークの2つのあり方」を開催いたします。
杉本奈奈重はこれまで主に植物の造形を主題にし、非常に繊細で崇高なまでの淡く白い世界を木版で表現してきました。一方ピン前川の新作「冬のプール」は、まるで氷の塊をそのまま展示したかのような、存在感のある独特の写真表現になっています。梅雨が開けうだるような暑さの中、氷を一片口に頬張るような、二人の涼やかで実験的なプリント作品を、この機にぜひご高覧ください。
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【夏冬 ice in canicule −プリントワークの2つのあり方−】
作家:杉本奈奈重(木版画) ピン前川(写真)
会期:2018年7月19日(木)- 7月29日(日)
時間:水 - 日 12:00 - 19:00 開廊 ※23日(月)24日(火)は休廊します。 25日(水)は営業します。
レセプション·パーティー:7月21日(土)18:00-19:30 ※入場無料 作家2名ともに在廊いたします。
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夏の特別展第2弾は、Gallery OUT of PLACEとノーマルスクリーンの共催による短編映像作品の上映『知られざる結末、斬新な幕開け』を開催いたします。
HIVの影響を強く受けながら語られることの少ない、黒人コミュニティの経験に焦点をおく試み。アメリカのアート界を中心に注目されるアーティスト8人が参加したVisual AIDSによる新作映像7作品を日本語字幕付きで上映します。
『知られざる結末、斬新な幕開け』はVisual AIDSの 28回目となるDay With(out) Art/アートの(ない)日のプロジェクトです。Visual AIDSはキュレーターにエリン·クリトベイルとヴィヴィアン·クロケットを招き、
今でも蔓延するHIV/AIDSの影響をうけるアメリカの黒人の人々の声を主役にした作品をプログラムしました。選ばれた8人のアーティスト (ミッキー・ブランコ、シェリル・デュニエ & エレン·スピロ、レイナ·ゴセット、トーマス·アレン·ハリス、キア·ラベイジャ、ティオナ·マクロデン、ブロンテズ·パーネル )が斬新な短編映像7作品を発表します。
ブラックコミュニティには顕著なHIV/AIDSの影響がありながら、その経験はアートや歴史の大きな語りから除外されています。2016年、アメリカ合衆国全体で新たにHIVを診断されたうちの44%がアフリカ系アメリカ人でした。この状況を考えると、この統計に含まれた人々の生活を意識したストーリーに焦点をおくことは緊急を要するでしょう。さらに、本プログラムでは全米のブラックコミュニティの中でも語られることの少ないクィアやトランスジェンダーの人々の声を積極的にとりあげようとしています。
上映される映像作品には、HIV陽性の若者が人知れず沈思黙考する時間や、南部におけるコミュニティ基盤のHIV/AIDSアクティビズムを描いたもの、AIDSアーカイブの遺物、現代にも共鳴するものの探求、また詩的にニューヨークのクィアとトランスの人々の人生や歴史を辿る作品などがあります。
これらを合わせて観ることで、普段知る機会の少ない「声」に出会い考えるきっかけになればと思います。
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【知られざる結末、斬新な幕開け】
会期:2018年 8月 3日(金) 4日(土) 5日(日)
上映時間:13:00 - 17:00 短編映像作品 7本(約1時間)のループ上映
トーク:17:00 - 18:00
※毎夕上映終了後に来場者とともにノーマルスクリーン代表の秋田祥がトークを行います。
鑑賞は無料ですが、資料を500円で配布します。我々の活動をご理解の上、何卒ご支援ください。
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