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佐藤 令奈「Slightly but quite different」展

佐藤 令奈「Slightly but quite different」展
日程:2017年06月10日(土)~2017年07月16日(日)
時間:12:00-19:00
休み:月曜日、火曜日
料金:無料
会場:204:Gallery KIDO Press

1984年東京生まれの佐藤令奈は、絵肌を人の肌ととらえるように、観る人が思わず触りたくなるような絵画表現をするペインターです。
展覧会名「Slightly but quite different」は、これまで主に取り組んできた、赤ちゃんや、身体の絵画表現だけにとどまらず、わずかではあるが、確実な表現対象の変化と多様性について、佐藤自身が自覚と覚悟を持って命名しました。佐藤の絵画表現は、ぶれることなく特徴的なマチェールとバルールによるものです。それは、たとえモチーフが多様になろうと、生命力にあふれたくもりや湿度さえも感じさせます。

2008年の「トーキョーワンダーウォール」賞をかわきりに、2014年に銀座三越で「肌の秘密 藤田嗣治x佐藤令奈」を開催するなど輝かしい活躍を遂げています。今年の中之条ビエンナーレ(中之条、群馬)では、2つの展示室を使った大掛かりな展示を予定しています。また、その活動は、国内にとどまることなく、多くの海外のグループ展、アートフェアに招待されています。                                   

佐藤令奈の制作は、パネルに張った、麻のキャンバスに油絵具を叩くようにして描くことから始まります。叩くことから発生する油絵具の微妙な凹凸に、数種類の暖色系の絵具をさらに叩き込み、サンドベーパーで削り出しながら、下に隠れていた様々な絵具の色層を丹念に表出させていきます。叩いたり、削ったりする、作家自身の身体を使った制作工程が、徐々に画面に人体の肌の質感に迫ってくるのです。
このような、独自の手法で何層も作り上げた画面から、複雑で、独特な佐藤令奈のマチェールとバルールが出来上がってきます。
ここから佐藤令奈の本格的なフォルムの制作が始まります。
モチーフは、今回の展覧会の大きな特徴である、新しい対象物を意欲的に取り上げています。それでもなお、佐藤令奈が自身の作品に最終的に目指すのは、一貫して、思わず触りたくなるような生命力に満ちたリアルな表現、迫りくるような絵肌の表現にあります。
今回の展示のために、佐藤令奈は新しい表現対象に挑戦しています。
100号の大作を始め、ドローイングも含め7点ほどを展示いたします。
ぜひこの機会のご高覧下さい

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