<スケジュールに関するお知らせ>
この度 Gallery OUT of PLACE TOKIO では、西川茂による「under construction or destruction」展を開催いたします。
西川は1997年まで近畿大学で環境デザインを学んでいましたが、その後美術への関心が高まり転向を決意。大阪芸術大学付属大阪美術専門学校に入学しています。
2002年同学校の芸術研究科を修了後、アメリカのTriform Camphill Communityでの滞在制作(障害者生活支援スタッフとして滞在する傍ら、作品制作を行ないました)を経験。
帰国後の2009年、関西を拠点に画家として発表し始め、繊細な画法と大胆な構図を持ち味として精力的に発表を続けてきました。
しかし、2013年以降の数年は対外的な活動を極力減らし、原点に立ち返る中で画家として新しく強固な自己を確立することに専念していました。
2015年後半からは徐々に目を外に向け始め、この度「under construction or destruction」という新シリーズを携え、本格的に再始動しています。シリーズ「under construction or destruction」は、街でしばしば見かける養生シートで覆われた建設中の建造物をモチーフにした作品群です。そこには環境や自然に対する作家の深い思いや考察が反映されています。
是非この機に、西川の筆致が描き出す油彩の醍醐味をご鑑賞いただき、その奥に込められた現代社会へのメッセージを感じ取っていただければと思います。
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