<閉館のお知らせ>
3331 Arts Chiyodaは、2023年3月15日をもちまして閉館いたしました。

<ちよだアートスクエア(旧3331 Arts Chiyoda)へのお問い合せ>
千代田区地域振興部文化振興課文化振興係
TEL:03-5211-3628
bunkashinkou@city.chiyoda.lg.jp

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合同会社コマンドA
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-12-5 長谷川ビル2F
TEL:03-6803-2441
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閉館に伴うスケジュールと施設利用について
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ポコラート全国公募vol.6受賞者展

ポコラート全国公募vol.6受賞者展
日程
2017年01月07日(土)~2017年02月05日(日)
時間
12:00-19:00
休み
会期中無休
料金
無料
会場
1F 3331 Gallery

<スケジュールに関するお知らせ>

―荒野の表現者たち―

「ポコラート全国公募 vol.6受賞者展」では、2016年夏に開催された「ポコラート全国公募展 vol.6」で選出された受賞者7名の作品を紹介します。作品部門では入選作品154点の中から審査員や来場者により受賞作品6点が選ばれました。選者それぞれが選んだ作品たちは、制作の動機や背景のみならず、素材、手法、主題など全てが異なります。会期中にはワークショップ部門受賞企画も実施します。ポコラートでの受賞をきっかけに隣り合うこれらの作品を見る貴重な機会、ぜひお見逃しなく。

主催: 千代田区、アーツ千代田 3331
企画・制作:アーツ千代田 3331
特別協賛:中外製薬株式会社
協賛:三菱地所株式会社


【千代田区長賞】 

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三澤隆「タイトル不明」 
1929年9月1日生まれ、バリバリ元気な87歳。向陽園には、開園当初から在籍、現在は、夏はパークゴルフを楽しみ、パークゴルフの出来ない期間は、散歩や日々の日課をこなす傍ら、ちぎり絵に没頭している。
<審査員コメント>石川雅己(千代田区長)
このちぎり絵は作成期間が9か月という非常に根気がいる作業であり、87歳の方の作品とは思えない。
躍動感とスケールの大きさが感じられ、見る者を圧倒する存在感のある作品である。


【オーディエンス賞】 

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東本憲子「無題」
1983年生まれ、大阪府在住。西淡路希望の家 美術部。ペンを握ると、エアキャップ(通称プチプチ)の空気の溜まった凸に一つ一つ色をのせていく。
頭の中に設計図があり、手が止まることは一切なし。周りに大阪ノリの鋭い突っ込みを笑顔と共に入れながら制作する。
<コメント:ポコラート全国公募事務局>
東本さんは緩衝材であるエアキャップのロールにカラフルな色を使い、点・線・面で三角、四角、五角形など文様を描いていく。ポコラートにはvol.3、5、6と3回入選し、そのたびに全長60mあるロールの文様の長さを更新してきた。2012年11月に始め、60m達成まで残りあと3m53cm。受賞者展でまた長さが更新されるのが楽しみだ。


【会田誠賞】 

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黒田勝利「人類崩壊」
1981年生まれ、大阪府在住。西淡路希望の家 美術部。以前は、黒ペンのみで
驚異的な速さで描き殴っていたため判読不可能であったが、美術部でカラーペン
を使い始めるとその全貌が明らかになる。それは地球の破滅と人類の滅亡へと
向かっているストーリーであった。
<審査員コメント>会田誠(美術家)
とにかく、なんかすごい!と思いました。マンガみたいになってるところが面白い!普通マンガ家はそんなに早く描けない、でも読者はすごく早いスピードで読む。黒田さんは読者がマンガを読むような、ものすごく早いスピードで描いてる感じがしました。マンガを読むという体験のエッセンス化?う〜ん、うまく言葉にできない......黒田さんの魅力はそんなことじゃない。限られた色がみんな生きてる......いやいや、言語化は諦めます......。


【保坂健二朗賞】 

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古谷渉「シマウカヴ」
幼少から変わっているのかいじめられ自信を失い病がありつつも7年前から絵を描き始める事で今にいたる。  
<審査員コメント>保坂健二朗(東京国立近代美術館主任研究員)
一度見たら、なぜか忘れられなくなる絵というものがある。
棒は少し太くないか?風になびいている割には少し「堅さ」が強調されてはいないか?そうした、「いとおかしさ」が、私の心を捉えた。描く対象に対して誠実であろうとする描き手の心持ちがシンプルに伝わってくる、それゆえに、賞に選んだ。


【鴻池朋子賞】 

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室井悠輔「無題 (国宝)」
1990年群馬県生まれ。2015年東京芸術大学先端芸術表現科卒業。卒業制作展買い上げ賞受賞。現在はCMなどの大道具として働く傍ら制作をしている。
<審査員コメント>鴻池朋子(美術家)
5階建ての家にはゴミがいっぱい。お父さんもお母さんも子どもたちも、知らない人さえも、ここに住んで生活
しては大忙し。昆虫飼育ケースも素敵だし、ピラピラのラップに描いているのも、窓をくりぬいているのも、全部やりたいことと素材や技法が成立していて見事。


【中村政人賞】 

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与那覇俊「短編STORY II&etc.」
国立大学を最短で合格し、1年間ボリビアに留学するも復学後、精神疾患を患う。死にそうだったことも。まるでサバイバル。2013年9月より我流アートをスタート。賞をいくつか受賞。趣味、外国語、資格の勉強。
<審査員コメント>中村政人(アーティスト、東京藝術大学教授、アーツ千代田 3331 統括ディレクター)
この作品は、日常生活の極めて内面的な心の揺れをマインドマップ的曼荼羅図として描いている。落書きのような言葉や図像には、やりきれない苦しさや痛さが混在しつぶやくように溢れ出す。心が晴れない時代感をつぶやくような世界観で表した魅力的な作品であり今後の展開が楽しみである。

■イベント情報
【ワークショップ部門受賞企画をアンコール開催!】
「ちらし彫刻」

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身近にあるチラシから彫刻をつくってあそぶワークショップです。同じチラシでもつくる人によってできあがる形はさまざま。個性いっぱいの彫刻たちをトントン相撲で戦わせてみるとさらに形の面白さが見えてきます。

日時:2017年1月14日(土)12:30〜14:30
会場:アーツ千代田3331 ラウンジ 
参加費:1人300円 ※小学生3年生以下保護者同伴
申し込み先:pocorart@3331.jp

<審査員コメント>大月ヒロ子(IDEA,INC 代表取締役)
紙上の模様に直線部分を見つけたなら、そこを折り目にひたすら折り込んでいく。平面はやがて立体に。紙相撲にまで発展させ、参加者は大いに楽しんだ。今回本部門で初めて企画ブラッシアップを行ったが、魅力を増した2回目のワークショップを見て、やってよかったと確信した。また元々それに耐えうる、強度としなやかさを持ったワークショップなのだとも思った。 

企画者プロフィール
宮田篤
1984年2月5日愛知県生まれ、すきなたべものはうめぼし。2009年愛知県立芸術大学大学院美術研究科美術専攻修了。
その他のワークショップに《微分帖》、《ちくちく地区(*宮田篤+笹萌恵)》などがある。

【ポコラート全国公募展 vol.5受賞者によるアーティストトークを開催!!】
vol.6の受賞者 6名やその支援者が受賞作品についてのエピソードを紹介し、スタッフのコメントを交えながら会場内をまわります。
対象:障害の有無に関わらない、全ての人
日時: 2017年1月8日(日)15:00〜
会場:3331ギャラリー
参加費無料

申し込み先→pocorart@3331.jp ※メール環境のない方は、お電話にて受付いたします。
必要事項→①お名前(ふりがな)②ご年齢 ③当日連絡がとれる後連絡先(携帯電話など)④障がいの有無と介助状態(介助者同伴など)⑤その他、当日配慮することや必要な介助などがございましたらお知らせください。
※介助者同伴の場合、介助者の必要事項についてもご連絡ください。

【お問い合わせ】
ポコラート全国公募事務局
アーツ千代田3331内(担当:嘉納、清水)
電話番号:03-6803-2441
メールアドレス:pocorart@3331.jp

当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。

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