<スケジュールに関するお知らせ>
色とりどりの花を氷に閉じ込めて撮影する写真家の柴田謙司が2年ぶりの個展で「Locked in the Ether」シリーズの新作を発表します。花が氷に閉じ込められている「ありさま」は時間が止まった永遠の現在の比喩であり、氷が溶けていくさまは時間の経過の比喩です。ひとたび氷が解け始めると、花たちは氷の拘束から逃れる代わりに刻々と朽ちていきます。柴田の作品には華やかさだけでなく、生と死、束縛と自由など対立する要素がもたらす緊張感があります。
柴田謙司(しばた・けんじ) 1964年大阪生まれ。93年大阪ビジュアル・コミュニケーション専門学校(現日本写真映像専門学校)卒、97年London College of Printing and Distributive Trades 修了。99年柴田謙司写真事務所を設立。2008年個展「私を知るもの、私を呼ぶもの」(Port Gallery T/大阪)、14年柴田謙司展「Locked in the ether」(橘画廊)
当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。