<スケジュールに関するお知らせ>
西村高宏、近田真美子(てつがくカフェ@せんだい)
ひとりひとり異なる私たち。多様な背景や経験を抱える者が共にあるとき、「伝わらなさ」がその間に立ちはだかることがあります。伝わらないことの前に、人はとても不安になります。寂しい思いもします。伝えることを諦めてしまうかもしれません。結果、孤立が生じることもあるでしょう。しかし、人はずっと孤立したままでは生きていけません。それであれば、伝わらなさを認めたうえで、そこからはじまる関係を一緒に探求していくことが必要なのではないでしょうか。
テーマは「言葉を交わし、言葉をつむぐ、5日間」。活動報告とディスカッション、ワークショップやライブなどの特別企画をとおし、「言葉を交わすこと」、「言葉をつむぐこと」を体感し、そのありようについて考えます。
10月30日(日)は、アーツカウンシル東京ROOM302にて、ゲストトーク、参加者みなでの対話、サイレントダイアローグを行います。
□ 開催概要
東京迂回路研究オープンラボ
【PROGRAM6】トークセッション "いたみ" の共有は可能か?
10月30日(日)13:00〜16:30
ひとりひとり異なる私たち。それでも共に生きようとするとき「"いたみ"の共有は可能か?」という問いが浮かびあがります。この問いを出発点に、ゲストトーク、参加者みなでの対話、サイレントダイアローグなどをとおし、この社会で生きることについて考えます。
・ゲスト:西村高宏、近田真美子(てつがくカフェ@せんだい)
・定員:30名
・主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人多様性と境界に関する対話と表現の研究所
・詳細:
《オープニング》問いの提起、ゲストトーク
《セッション1》てつがくカフェ
(問い「"いたみ" の共有は可能か?」について対話する)
《セッション2》サイレントダイアローグ
(それぞれの問いについて紙面上で対話する)
《クロージング》感想を共有する
*途中休憩等をはさみます。
・てつがくカフェ@せんだい:
2010年に開始した、<自明なこと>からいったん身を引き離し、投げかけられる「そもそもそれって何なのか」というような遡行的な問いを参加者どうしが共有し、「哲学的な対話」を通して、自分自身の考えを逞しくすることの難しさや楽しさを体験してもらう対話の場。東日本大震災後は、せんだいメディアテークにて「考えるテーブル」として行っている。
□ 詳細・お申込み方法
http://www.diver-sion.org/tokyo/program/openlab/
その他のプログラムやお申込み方法については、イベントの公式ページでご確認ください。
□ 東京迂回路研究
http://www.diver-sion.org/tokyo/
*「東京迂回路研究」は東京アートポイント計画の一事業として運営されています
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