<スケジュールに関するお知らせ>
アーティスト:小畑 多丘
ギャラリー キドプレスは、清澄からアーツ千代田3331に移転して一周年となる2016年より新たな企画展シリーズをスタートします。
「Artists' Project」と題して、様々なアーティストたちによるプロジェクトの可能性を探り、工房で制作する版画作品の展示だけでなく、絵画、立体、インスタレーションなどの展示にも力を入れていきます。
その第一弾として2016年10月8日(土)から11月13日(日)まで、小畑多丘「ノリトグラフ」展を開催いたします。
1980年埼玉県生まれの小畑多丘は、「B-boying」をテーマとした立体作品から構成される空間インスタレーションを発表するアーティストであり、自らブレイクダンスを踊るB-boyであることが制作の大きな基盤となっています。木彫による等身大サイズのB-boy作品は、今にも勢いよく踊り出しそうな躍動感あふれるポーズとユーモラスな佇まいが国内外で大きな人気を博しています。
また、2008年の「トーキョーワンダーウォール公募2008(立体・インスタレーション作品部門)」では大賞賞、2014年にはニューヨークで個展を開催するなど目覚ましい躍進を遂げています。
今回の展示では、徐々に素材を削り落として生まれる木彫作品の引き算による造形表現とは対照的に、手で捏ねるプリミティブな感覚の面白さを出発点として粘土を足したり引いたりしながら、ノリ重視の即興的かつ身体的な感覚を造形化した作品のスタディを発表します。それと同時に制作を進めてきたドローイングをベースに実験的な素材を組み合わせたリトグラフ作品では、版表現の新たな可能性に挑戦しています。
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