<スケジュールに関するお知らせ>
講師:栗原良彰(アーティスト、美術博士)
東京湾と隅田川の海運と発達と共に拓かれた江戸。ここで育まれた江戸文化は、これまで長い歴史の中で社会の中に閉じ込められた民衆のエネルギーが沸騰し、民衆自らが文化の担い手となって、独自の美意識を創造時、世界に類例のない独自の文化を築き上げた「奇跡の時代」でした。
江戸時代の祭礼では、絢爛豪華な山車の行列の他に、町人達が仮装し行列を作って練り歩いた「附け祭」も一つの特徴です。
本ワークショップは東京大学文学部文化資源学研究室が参画し、東京に継承される文化資源として、神田祭の附け祭の復元の試みです。絵巻に描かれている様な町人の姿を平成の流儀でハッキングすべく、笠に乗せて歩く魚をかたどったオブジェを手作りで造形・装飾します。
「江戸の祭礼の魅力を発見する」をテーマに、身近な材料で新聞紙のタイやカサゴの「つくりもの」をつくります。
親子でも参加可能です。
是非この機会に江戸時代の祭礼と芸能を堪能しましょう。
【概要】
下記日程で、ワークショップを行います。
・第1回 生地に和紙などで顔やひれをつくる
9月22日(木・祝)14:00-16:00
会場/アーツ千代田 3331 地下階B105
・第2回 絵の具を塗ったり色紙や布を貼り付ける
10月1日(土)14:00-16:00
会場/アーツ千代田 3331 地下階B104
・第3回 笠や棒の先に載せて完成
10月10日(月・祝)14:00-16:00
会場/アーツ千代田 3331 1階ラウンジ
※希望者は11月12日(土)に神田神社で開催する「江戸の祭礼と芸能」での復活上演に、制作した「つくりもの」と共に参加できます。
※ワークショップ会場所在地/東京都千代田区外神田6-11-14
https://www.3331.jp/access/
【お申込・お問い合わせ先】
http://www.sap-co.jp/edotokyo2016
▲「附け祭」についての簡単なレクチャーを聞いて、魚の型取りまで終えた張りぼてから制作スタート!
▲江戸時代の町人達も、祭を楽しみにしながら制作していたに違いない、、、
▲笠のてっぺんに取り付けて被ってみたら、もう祭気分。
▲前回(平成27年)の神田祭での附け祭の様子。
当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。