<スケジュールに関するお知らせ>
オーストラリア人アーティスト、ミシェル・ベルジョーノが日本の'千人針'を参照した新作の制作のためにアーツ千代田3331のレジデンスプログラム"AIR 3331"に参加します。 '千人針'(文字通り一千回縫われた帯)は戦時下、兵士達が日本を発つ際、日本の女性達から送られたお守りでした。深い愛情より作られた帯の着用者は千人の女性達の愛と絆で守られると信じられていました。
◯『千人針プロジェクト』は日本人とオーストラリア人の女性達に自由な会話の中で和解とオーストラリアと日本の歴史の考察を行う。このシリーズで開催するワークショップを通して、ミッシェルは全ての年代の女性の裁縫と彼らのストーリーを彼女の『千人針』へと集約する。
◯'千人針'というアートワークについて
ミッシェルはシドニーに戻った後、日本人とオーストラリア人女性達によって縫われた多数からなる'千人針'を用いた大きなスカルプチャー・インスタレーションを制作する予定です。
このアートワークは反戦への意思表示であり、国際的友好関係と共同社会の強い結びつきを表しています。この作品はモスマンアートギャラリーで展示される予定であり、日本海軍のシドニー港攻撃から75年が経つことを振り返るものでもあります。この展示では第二次世界大戦以後に強い関係性へ成長したオーストラリアと日本を祝うものでもあるのです。
【参加方法】
日本人の女性達をワークショップにご招待!
作家に会い、裁縫をし、互いの話を共有する、そんなワークショップへ参加してみませんか?
ワークショップにて使用する全ての素材のご用意がありますが、参加者の方が自主的に赤い糸と黒い糸を家から持ってきていただいても構いません。また、ワークショップ開催中、参加者の方は部屋の出入りが自由となっておりますのでお気軽にご参加ください!
裁縫のスキル等は特に必要ありません!!参加のお気持ち一つでワークショップにお越しいただけます!
当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。