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アーティスト:スティーブン・サイデンバーグ、キャロリン・ホワイト
2015年のAIR 3331オープンコールプログラムでのイニシャルリサーチを基礎として、スティーブン・サイデンバーグ(アーティスト)とキャロリン・ワイト(考古学者)は本滞在中、日本で発展させた調査結果についての成果発表展を行う。2015年、スティーブン・サイデンバーグは写真を基礎媒介として、東京の地下鉄で使用されている乗客用の方向指示用のテープ、境界線の印、危険区域の表示、それらを設置する作業員等の調査に着手した。
サイデンバーグの写真はそれらの要素の特異性と創造性を引き出し、各写真の地理学的、ミニマリズム的絵画表現の限定性を使用して組み立てられ、視覚的フィールドにおいて近年の記録されざる風景へと誘う。
このようなランドスケープの機能はその他のもののように、腐蝕、褪色、移ろいゆく形から形への影響、またはオリジナルの意図の制約そして目的を持ったデザインより離れる。
展示は102cm x 154cmのカラープリントで構成されており、アーティストが記録することを許された二つの要素、空前のスケールで能動的に消えゆく世界と、空間を作り上げているありふれた日常的要素からの奇妙な美しさという視点を見ることができる。
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