<スケジュールに関するお知らせ>
倉智久美子は2000年という区切りの年にデュッセルドルフに留学し、以降アーティストとしての道を独力で切り開いてきた。アートバーゼルなどの美術市場でもスイスの画廊から出展するなど、安定した作家の存在が感じられて頼もしい。
徹底したミニマリズムの追求は、清々しい作品のたたずまいを見せ、ヨーロッパでの展示空間の選択も自在で明快である。
佐賀町エキジビット・スペースで大空間と対話した倉智の現在を3331のアーカイブの小部屋で識ることも得難い美術体験となるはずです。ご期待ください。
《Auf die Frage》 2011年
展覧会一シーン
写真:Reiner Hausleitner
Mies van der Rohe Haus/Berlin, Germany
展覧会一シーン 2013年
写真:高嶋清俊
サイギャラリー/大阪
◎アーティストの言葉
http://www.sagacho.jp/wp-content/uploads/exhibitions/09_kurachi/kurachi_statement.pdf
■作家プロフィール
倉智久美子[くらち・くみこ]
1955 大阪市に生まれる。
1978 京都市立芸術大学美術学部西洋画科卒業
1994-2000 京都造形芸術大学非常勤講師
1995 ART/OMI Artist in Residence, New York, USA
1998 The Chinati Foundation Artist in Residence, Texas, USA
1998 Asian Cultural Council Grant
2000-2002 Kunstakademie Düsseldorf, bei Prof. Christian Megert, Gerhard Merz,David Rabinowitch
2000 文化庁派遣芸術家在外研修員 ドイツ、デュッセルドルフへ
2000年 9月以降、ドイツ、デュッセルドルフ在住
日本、ドイツ、アメリカ、中国、スイスなどで個展、グループ展多数
Website:http://kumiko-kurachi.com/
◎関連イベント
決定! ミニマルアート、ドイツの美術。倉智さんと梅津さんが語る午後。
対談:倉智久美子、梅津元(埼玉県立近代美術館主任学芸員/芸術学)
日時:2月28日(日)16:00 - 17:30
会場:3331 Arts Chiyoda 306 (3F)
定員:20名(要メール予約)
参加費:1000円
申込方法:メール(info@sagacho.jp)にて、表題を「倉智久美子展トーク」とし、氏名、人数、メールアドレス(返信用)を明記のうえお申し込みください。2、3日経って返信のない場合は再度ご連絡ください。(いただいた個人情報は、本トークイベントのご案内のために使用するものとし、ご同意がない限りそれ以外の目的で利用したり、第三者に開示するようなことはございません)
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