<スケジュールに関するお知らせ>
2014年の春に発足した京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab(D-lab)は、この1年間に15カ国30校におよぶ海外の大学・機関などと、共同研究として40個以上のプロジェクトを実施しました。各大学で教鞭を執りながら世界の第一線で活躍するデザイナー・建築家・研究者を京都に招いて実施したプロジェクトのテーマは、例えば日本とヨーロッパをめぐる中世建築の問題を探求するものから、未来を共に生きるロボットの姿を形にするものまで古今東西の多岐に渡ります。
プロジェクトや講演の場を通じて招聘教員と京都工芸繊維大学の教員・学生の間で積み重ねられた対話は、いくつもの興味深い成果を生みました。こうした成果をまとめた最初のイヤーブックとともに、D-labのはじまりの1年をご紹介します。
※レセプションパーティ
7月26日(日) 19:00〜20:30
※海外の建築家とデザイナーを招いた講演会の映像を上映いたします。
ジャック・ヘルツォーク(建築家。スイス連邦工科大学スタジオバーゼル教授)講演会「Conversation with Jacques Herzog」:
水・金・日曜日 17:00~、土曜日 14:00~ *日本語字幕なし
アンソニー・ダン教授(英国王立芸術学院 デザインインタラクション 教授)講演会「Not Here, Not Now」:
木・土曜日 17:00~、日曜日 14:00~ *日本語字幕あり
KYOTO Design Lab 東京ギャラリーは、国立大学法人京都工芸繊維大学が運営するスペースです。
1899年に開学し、デザインとエンジニアリングの実践的教育の場であった本学は、文部科学省の国立大学機能強化というミッションのもとで、社会的課題の発見と解決に取り組むための組織として、2014年春にKYOTO Design Lab (D-lab)を設立いたしました。
D-labは、日本で初めて、都市・建築の再生を建築教育・研究の中心に据えるとともに、デザインによる快適な社会像の設計を目指しています。東京ギャラリーでは、D-labが推進するプロジェクトの成果報告や学内外の人々の交流を図るために、展覧会を開催しています。
*KYOTO Design Labのプロジェクトについてはこちら:http://www.d-lab.kit.ac.jp/
(画像左)
京町家をリデザインしたデンマーク工科大学とのプロジェクト(撮影:高野友実)
(画像中)
英国王立芸術院(RCA)との共同ワークショップ「思いやりのあるロボットと、人をケアするロボット」(写真:高野友実)
(画像右)
ETH Studio Basel との共同プロジェクト「ジャック・ヘルツォーク講演会」(写真:瀧本加奈子)
当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。