<スケジュールに関するお知らせ>
アーティスト:平井晴香、上村江里、庄子和宏、竹内奏絵、鈴木星亜、川村和秀(オル太)
絵画を考察する場所として、あるいは、アーティストとして自立していくプロセスに、美術大学の存在は必須ではない。しかし、多くのアーティストがここから生まれて来たのも事実である。
3331 Arts Chiyoda多摩美術大学スペース=アキバタマビ21を会場に、東京藝術大学、武蔵野美術大学、多摩美術大学、この三美術大学の教員6名が集い、おのおのが卒業生、在学生を推薦し、展覧会を合同でプロデュースすることとなった。期待する若き作り手とともに、それぞれが今立つ位置から、絵画に正面から臨む展覧会である。
どんな場所、どんな時にもアートは生まれ、そして引き継がれる。アーティストは、常に今と対峙し、時代とともに歩む発言者である。その大きな営みの流れの一部に、肯定でも否定でもなく、その両義性こそを抱えながらも、新たなアートの生成の場としての美術大学という存在があるならば、その役割について、考え続けないわけにはいかないのである。
世界は変貌し続ける。その世界から目をそらすことは出来ない。そして大きな問いかけに直面する今、作り手でもあるわれわれは、何をもってそれらと向かい合うことが出来るのだろうか。
回答ではない。問い続ける姿勢としての、開かれた展覧会としたい。
【企画・推薦者】
東京藝術大学 O JUN 小林正人
武蔵野美術大学 赤塚祐二 小林孝亘
多摩美術大学 小泉俊己 日高理恵子
当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。